赤ら顔で悩むひとの多くが気にしてしまうのは周りの視線。

頬などの目立つ場所や、顔の広範囲が赤くなる症状であるため、その悩みはとても大きなものです。

ひとと会話をしていると、自分の顔の赤みにばかり相手の目線がいっているような辛い思いをしていませんか?

赤ら顔に悩むひとの多くは毛細血管拡張症です。毛細血管拡張症の治療法と改善方法にはどんなものがあるのでしょうか。

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赤ら顔を治すもっとも効果的な方法

赤ら顔の原因である毛細血管拡張症として、もっとも効果的な方法はレーザー治療やフォトフェイシャルです。

レーザー治療は、赤く気になる部分にピンポイントに照射して治療し、フォトフェイシャルはやわらかい光を顔全体に照射する光治療です。

フォトフェイシャルはレーザー治療よりも肌への負担が少ないため敏感肌のひとでもうけることができますが、効果も弱くなります。

医療レーザーの場合、医師が毛細血管拡張症と診断すると健康保険を適用することができます。

ただし、すべての医療レーザー治療が保険適用となるわけではありません。

保険治療が適用となるレーザーの種類は限られます

医師がそのひとに合った適切な治療方法を判断し、その病院に設置された医療レーザー機器の中から使用する機器を選びます。

つまり、毛細血管拡張症と診断されたからといって必ずしも保険適用となるのではないのです

さらに、適用回数にも制限があり、永遠に安く治療がうけられるわけではないので注意しましょう。

たとえ保険適用できたとしても、症状によって照射範囲や回数も異なります。

あらかじめ医師の説明をよく聞いてから施術をはじめるようにしましょう。

赤ら顔を治すための第一歩、まずは皮膚科を慎重に選びましょう

すぐにでも赤ら顔を治したいという気持ちはよくわかります。

ですが、治療する箇所が顔であり、それなりのお金をかけて治すのですから、皮膚科は慎重に選ばないとなりません

皮膚科によって設置している機器はまったく異なります。

取り扱っているレーザーの種類にも違いがありますが、古いレーザーマシンを使い続けている皮膚科もあります。

すべての皮膚科がそうであるとはいいませんが、その可能性は十分にあります。
私の通っている皮膚科の看護師さんから、こんな話を聞きました。

「うちに通っている患者さんの中に、地代もそれなりにするような皮膚科に数10万円支払って通った結果、しみがほとんど取れなくてうちの皮膚科に駆け込んできた方がいらっしゃいますよ」というお話でした。

そんな医療トラブルに巻き込まれないよう、事前に皮膚科を調べ、比較することは、患者となる自分たちがまずすべきことなのです。

費用について

施術の前には必ずカウンセリングをうけます。

カウンセリング料が有料である皮膚科も少なくありませんが、カウンセリング料が無料だからという理由で皮膚科を選んではいけません。

できるだけ安くしようとした結果大きな代償を払うことのないようにしましょう。

そのひとの症状や赤みの出ている箇所によって最適となるレーザーマシンは異なり、医師が最適であると判断した医療レーザーの種類が保険適用となるとは限りません。

そして、必要となる施術回数もひとそれぞれです。

実際施術をしてみないと効果がどれくらいでるのかわからないため、どれくらい通院が必要かはっきりしないため、費用も不透明になってしまいます。

どんな選択肢があって、概算費用がどれほどなのか、しっかりと認識した状態で施術をうけなければなりません

皮膚科によってはクレジットカードを利用できますが、クレジットカードの最低額が決まっている場合もありますので、事前にしっかりと確認しましょう。

また、レーザー治療の炎症を抑えるために、内服薬や外用薬が処方されますので処方箋料や処方薬代の準備もしておきましょう。

レーザー治療後の注意点①

レーザー治療を開始してからも、注意することはまだあります。

強いレーザー治療後は、かさぶたができる機器が多く、お化粧をすることができません。

照射範囲によっては、マスクで隠すこともできないので、仕事やプライベートのスケジュールに合わせて施術日を調整することも必要です。

レーザー治療後の注意点②

強いレーザー治療後の肌はとても敏感になっているため、紫外線が当たるとさらに赤くなってしまいます。

赤くなるだけではなく、シワやシミの原因になります。
肌が施術前の状態に戻るまで、日傘、帽子、サングラスなどを使い、紫外線対策を徹底し、肌をしっかり守りましょう。

いずれのアイテムも遮光機能がしっかりしたものを選ばなくては意味がありません。

遮光性のある製品は、その部分値段も高くなりますが、肌を守るためには必要なものです。

毛細血管拡張症の原因とは

皮膚の構造は、大きくわけて表皮、真皮、皮下組織の3層構造です。

表皮の下に真皮があり、真皮の中に毛細血管が密集しています。

この毛細血管が拡張と収縮を繰り返しているのですが、何らかの原因により毛細血管が拡張したままになると、表皮から血管が透けて赤く見えてしまうのです。

残念ながら原因はっきり解明されていません。

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赤ら顔を治すために自分でできることは?

原因は解明されていませんが、考えられる要因に対して対策をとることで、毛細血管拡張症を改善できる場合があります

自分でできる赤ら顔対策① ストレスをためない

毛細血管拡張症の要因として自律神経の乱れがあげられます。

自律神経のバランスが崩れると、毛細血管の拡張・収縮のコントロールがうまくできなくなります。

コントロール異常により毛細血管が拡張し、毛細血管拡張症が発症すると言われています。

乱れた自律神経を整えるためには、ストレスをためず、リラックスをする時間をつくることが必要です。

自分でできる赤ら顔対策② スキンケアはしっかりと

皮膚の一番外側の層である表皮が薄くなると、真皮に張り巡らされた毛細血管が表皮から透けて赤く見えてしまいます。

また、外部刺激をうけると毛細血管の拡張・収縮のコントロールがうまくできなくなります。
薄い皮膚は外部刺激もうけやすくなります。

これ以上皮膚が薄くならないように日々のスキンケアはしっかりと行いましょう

洗顔をする際は、ぬるま湯を使い、ごしごし擦らないように注意しましょう。

摩擦がおきると刺激となるだけでなく表皮を傷めてしまいます。
洗顔のときによく泡立てる理由は、毛穴の汚れを取り除くためだけでなく、摩擦を起こさないためです。

そして、洗顔後は肌が乾燥しやすいため、すばやく保湿するように心がけましょう。

基礎化粧品をつける際は、顔全体に指でのばしてしまうと摩擦がおきて皮膚を傷つけてしまいます。

ローション状のものは手のひらに広げて、優しく顔を包み込むようにしてつけます。

クリーム状のものも同様にしてつけるか、もしくは、おでこ、頬、鼻のあたまにクリームをつけて、手のひらで軽く抑えるという動作を繰り返し行うことで、顔全体に広げていくようにしましょう。

自分でできる赤ら顔対策③ メリハリのあるメイクをしましょう

赤ら顔を隠したい気持ちで、ついついメイクが濃くなりがちですよね。

刺激の強い化粧品は皮膚を薄くする要因のひとつです。

メイクをせずに生活することも難しい場合は、メリハリのあるメイクに変えることで、その刺激を弱くしてあげましょう。

まずひとつめは、アイメイクを濃くすることです。
ファンデーションを濃く塗って赤み隠したいけど刺激になる。

そこで、アイメイクを濃くすることで、ひとの視線をアイメイクに逸らすことができます。

もうひとつは、しっかりメイクとナチュラルメイクの日を設けることです。

今日はしっかりメイクじゃなくてもいいかなという日は、思い切ってナチュラルメイクにしましょう。

休日外に出かけない日は、すっぴんで過ごしましょう。

一日でもナチュラルメイクやすっぴんの日が多い方が、その分刺激も少なくなります

自分でできる赤ら顔対策④ なにごともバランスよく、そして向き合うこと

赤ら顔を人に見られたくないから、ファンデーションを濃くする。

刺激が強いからファンデーションを薄くしたけど、ひとの視線が気になってストレスになる。

目立つ場所に症状がでやすいため、そんな悪循環がどうしてもおきやすくなってしまうことも毛細血管拡張症の悩みのひとつです。

自分の症状向き合い、リラックスする時間をつくったりと工夫しながら日々を過ごしていくことがとても大切です

最後に

顔は毎日鏡でみるため、どうしても落ち込んでしまいがちです。

治療のためでだけではなく、理解してもらえるひとに悩みをきいてもらえるという意味で、まずは皮膚科のカウンセリングだけ受けてみることもひとつの改善方法となるでしょう。

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HARU

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