朝起きると顔がパンパンで大きく見える…目が小さく見え、どんよりして暗い…手足がむくんでいて気になる…といった経験はありませんか?

特に、朝は顔にむくみが表れやすいですが、朝から顔がむくんでいたらメイクも決まらず、表情も暗くなって一日のスタートが台無し…なんてことになりかねません。

しかし、朝のむくみは前日の夜の行動や心がけ次第では、予防することができるのはご存知でしょうか?

そこで今回は、まずは知っておきたい朝のむくみの原因から、予防や解消のために、普段から意識したい習慣、特に大事な日の前日は実践しておきたい!夜に出来る対策まで、むくみのお悩み解消法を詳しくご紹介しましょう。

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朝のむくみはなぜ起こる?

そもそもむくみが起きる原因には、体の水分の代謝が滞っていることが挙げられます。

私たちの体は、余分な水分や老廃物の排出を促すリンパ管が全身にはりめぐらされていますが、このリンパ管の流れが悪くなってしまうと、体は余分な水分や老廃物をためこんでしまい、むくみの症状として表れてしまうのです。

さらに、夜寝ている間は、当然ながら起きているときに比べて運動量が少ないことに加え、重力の関係で体内の水分が上から下へ流れて滞りやすくなってしまうため、朝はどうしてもむくみが起きやすくなります。

たとえば、脚のむくみは夕方に表れることが多いですが、これは立ったり座ったりしていることの多い日中、重力によって上から下へ流れた水分が下半身にたまりやすいからで、その逆に、夜寝ている間は水分が顔にも流れてたまりやすくなるため、朝のむくみが顔に出やすいのはこのためです。

また、朝のむくみは昼ごろには落ち着くことが多いのも特徴ですが、むくみの原因には、内臓機能の低下といった内臓疾患などの症状として表れている場合もあり、何らかの病気のサインということもありえます。

そのため、時間が経っても治まらないときや、慢性的に続く場合は軽視せず、一度病院で診てもらうようにしましょう。

むくみの原因とは?

前述のとおり、朝はむくみが起こりやすいというわけですが、むくみを起こしやすくしてしまう原因は他にもいくつかあります。

塩分や糖分の摂りすぎ

塩分には水分をため込む作用がありますから、塩分を摂りすぎると、体内の水分を逃さないように働いてしまい、これがむくみの原因となってしまいます。

また、塩分を摂りすぎると、体は高くなりすぎた体内の塩分濃度を薄めようとするため、のどが渇きやすくなり、その結果、水分の摂りすぎにつながってしまう面もあります。

さらに、塩分だけでなく、糖分にも同じように水分をため込む作用がありますから、甘いものなど、糖分の摂りすぎにも注意が必要です。

アルコールの摂りすぎ

塩分などと同様に、アルコールにも体に水分をため込もうとする作用がありますから、お酒の飲みすぎといったアルコールの摂りすぎもむくみが起こる原因となってしまいます。

また、アルコールの利尿作用でトイレが近くなると、水分を排出した分、またのどが渇きやすくなり、その結果水分の摂りすぎにつながってしまうという場合や、お酒と一緒に食べるおつまみなどが塩分の摂りすぎを招く場合もありますから、普段から飲酒が多いという方は要注意なのです。

血行が悪い

運動不足や、長時間、同じ姿勢を続けるデスクワークが多いという方、普段からスキニーパンツや足先のとがったヒールのある靴といった、体を締め付けるような服装が多いという方、冷え性の方は要注意。
こういったことが原因で血行が悪くなっていると、体のむくみも起こりやすくなります。

たとえば、水分を摂りすぎたとしても、きちんと流れ良く循環していれば、不要な水分は排出されていきますが、血行が悪く、リンパの流れも悪くなってしまうと、この循環が滞ってしまうため、むくみにつながってしまうのです。

生理周期による原因

女性は生理周期により、時期によってはどうしても顔や体にむくみが出やすくなる場合があります。

特に生理前は、分泌されるホルモンの影響などにより、体に水分や脂肪がたまりやすく、また、全身の血行が悪くなりがちなために、むくみが起こりやすくなるのです。

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前日夜にできる!予防対策とは?

翌日、むくみたくない!という特に大事な日の前日夜は、いつも以上にむくみ対策をしておきたいもの。

そんなときにできる予防対策から、朝むくんでいた時にできる解消法までまとめてご紹介しましょう。

塩分や糖分の髙い食事は控える

前述したように、塩分や糖分の摂りすぎはむくみの原因になりますから、夕食や寝る前の食事は要注意。

特に夜は体の代謝機能が鈍っていますから、塩辛いものや甘いものは避けたほうがいいでしょう。

たとえば、ラーメンやピザといった外食や、コンビニの弁当などには塩分が多く含まれていることがありますし、和食でも、みそ汁や漬物などは意外と塩分が高いことも。

ただし、塩分を避けたいからといって抑えすぎても、体内のミネラルのバランスが崩れ、かえってむくみなどの不調につながってしまうこともありえますから、適量を守るようにすることがポイントです。

体を冷やさないようにする

夜、さっとシャワーで済ますだけでは、体が冷え、血行が悪くなることでむくみも起こりやすくなりますから、しっかり湯船に浸かり、体を温めるようにするのがおすすめです。

どうしてもシャワーで済ますほかないときには、洗面器にお湯をはって即席の足湯をするのも効果的。

また、冷たいものを食べたり飲んだりすると内臓を冷やし、血液やリンパの流れが悪くなってしまいますから、寝る前は冷たい食べ物や飲み物は避け、常温または温かいものを摂るのがおすすめです。

ゆったりとした服装で眠る

夜眠るときは、体を締め付けるようなきつい服や下着は避け、なるべくゆったりとしたパジャマや寝間着を用意するのがおすすめ。

一方、脚のむくみには、血流をサポートしてくれる着圧ソックスも効果的ですから、これを活用してみるのもいいでしょう。

さらに、脚のむくみ対策としては、足首の下に足枕を置くという方法もあります。

また、むくみ予防のためには、眠るとき、できればうつ伏せではなく、仰向けに寝る方がおすすめです。

朝にできるむくみ解消法は?

むくみの解消法としては、血行を良くし、血液とリンパの流れも良くすることが肝心。

そこで、朝起きて顔がむくんでいる!というときは、洗顔後にお肌を温める、冷やすを繰り返すことで、血行を改善するとむくみの解消に効果的です。

やり方は簡単で、電子レンジや熱めのお湯で温めた蒸しタオルと、氷水や冷水で冷やしたタオルを用意し、むくみが気になるところに20秒程度ずつ、交互に当てるだけ!

これを3セットほど行い、温める、冷やす、を繰り返すことで、お肌の血管の収縮が活発になり、血行が促進されてむくみの解消につながります。

さらに、短時間でむくみを解消したいという場合には、市販の美顔器やローラーなどを用いて、余分な水分や老廃物の排出を促すという方法もあります。

また、朝の体のむくみ解消には、ラジオ体操といった程度の軽い運動をすると、体内の老廃物の排出が促されるので効果的です。

普段から心がけたい!予防対策とは?

ご紹介した、夜にできる予防対策に加え、普段から意識しておきたいむくみ予防対策もあります。

即効性のある方法でなくても、むくみ知らずを目指すなら、やはり普段からの小さな心がけも大切ですから、ここでは、習慣にしておきたい予防対策をご紹介しましょう。

カリウムが含まれる食品を摂る!

体内の余分な水分の排出を促す働きのあるミネラルの一種、カリウムは、むくみの予防に効果的な栄養成分です。

たとえば、海草類や納豆、果物ならバナナやアボカドといった、カリウムを多く含む食品を、普段から積極的に摂るようにするのがおすすめです。

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減塩に気をつかう!

普段の食事では、塩分の摂りすぎを防ぐ「減塩」を上手に取り入れると、むくみの予防につながります。

たとえば、調理の際には、いつも塩や醤油だけで味付けをするのではなく、こしょうやしそ、みょうがの風味や、ゆずやすだちといった酸味、香辛料なども上手に取り入れるのが効果的。

また、パッケージに「減塩」と表記のある味噌や醤油を使うのもおすすめですが、だからといって油断して入れすぎることのないように注意しましょう。

適度な運動を取り入れる!

前述した通り、デスクワークで一日中座りっぱなし…といったように、長時間同じ姿勢を続けていたりすると、血行が悪くなりやすく、どうしてもむくみやすい体になってしまいます。

一方、普段から運動をする方は、体の血行や代謝が良く、さらに、筋肉量が多いと血液やリンパ液の流れを促進する力も強いため、むくみにくいといいます。

また、日中に血行が悪くなったままだと、夜の水分代謝も上手く働かなくなり、朝のむくみの原因になるとも言われますから、ちょっとした運動を日常に取り入れるなど、運動不足を解消することがむくみ予防に効果的です。

さらに、朝、起き抜けに白湯を一杯飲む習慣をつけると、体を温め、血行や代謝を促進する効果がありますからこれもおすすめの方法です。

睡眠不足は大敵!

睡眠不足だと体の代謝が悪くなってしまうため、これもむくみの原因として挙げられますから、毎日6~7時間の睡眠は大切です。

また、“ゴールデンタイム”と呼ばれる夜10時~深夜2時頃の時間帯は、お肌の代謝機能の改善や美肌のためには眠っておきたい時間ですから、朝起き抜けのむくみだけでなく、お肌が”どんより暗い”、”調子が悪い”といった不調を解消するためにも意識しておきたい睡眠の習慣といえます。

最後に

気になる朝のむくみの解消には、普段から意識しておきたい生活習慣から、夜に実践しておきたい対策といったように、予防のための対策が肝心です。

大事な日なのに朝起きると、パンパンにむくんだ顔や体に気分もどんより…なんてことにならないよう、ぜひできることから実践してむくみのお悩み解消に役立ててくださいね!

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HARU

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