免疫力低下の原因は病気やストレス!?負けない体に改善するには?


私たちの体は「免疫力」というしくみによって、普段は病気にならずに健康を保って生活しています。でも、いろいろな原因で免疫力が低下すると、様々な病気になりやすくなります。
では、どんな事が免疫力低下原因になるのでしょうか?

免疫力とは、体の中の免疫細胞が「内側で発生した病気の原因」と「外から入り込んだ病気の原因」に対して反応し、「病気にならない」ようにしてくれる「しくみ」の事です。

免疫力低下の原因の主なものは、「睡眠、食生活、運動などの生活習慣の乱れ」と「過労やストレスなどで感じる、精神的なダメージ」という2つのものです。

寝不足や運動不足、食生活の乱れなどによって体調をくずしたり、仕事や人間関係のストレスで体の調子が悪くなったりするのは誰もが日常的に感じることです。

それでは、免疫力低下を防ぎ、病気になりにくい生活に改善するためには、どんな事が大切なのでしょうか?

免疫力低下は病気の原因になります

そもそも、免疫力低下とはどんな事なのでしょうか?

普段は「免疫細胞」と呼ばれる数種の細胞たちが病気の原因を取り除き、体を守ってくれています。
この「免疫細胞」の勢いが衰えた時に、人は病気になりやすくなります。
基本的な免疫細胞には3つの物があります。

免疫細胞

顆粒球
顆粒球は白血球のうちの60%を占め、体内のパトロール隊の役割を担っています。細菌やウィルスを見つけると、戦って撃退します。

マクロファージ
マクロファージは白血球の中のたった5%ですが、顆粒球が撃退できなかった細菌・ウィルスをまるで食べるように自分の体の中に取り込み、私たちの体を守ります。

リンパ球
リンパ球は病気の原因となるウィルスや細菌の「抗体」をつくる役割を担う免疫細胞です。B細胞、ヘルパーT細胞、ナチュラルキラー細胞があり、ヘルパーT細胞から出た「指令」によってB細胞が「抗体」を作ります。ナチュラルキラー細胞は感染してしまった細胞に直接働きかけ、体を守ります。

腸と免疫力

腸は体の中でも多くの免疫細胞が集まる器官です。
この腸の健康を守ることは免疫力低下を防ぎ、病気になりにくい体を作る上でとても大切な事です。

腸の健康は腸内フローラと呼ばれる腸内細菌のバランスが大きく関わっています、腸内環境を整える事も免疫力の改善に重要な要素となります。

ストレス過多は免疫力低下につながります

日常生活を送る上での「ストレス」を完全に無くすことは不可能でしょう。
でも、限度を超えたストレスは免疫力の低下をまねく原因になります。

ストレスは私たちが意識する以上に体に大きな影響を与えています。
ストレスを感じると、私たちの体は「戦う」ためのモードにスイッチが入ります。
そして、臨戦態勢になった体に様々な反応が現れます。

例えば「脈拍数が増える」「手足が冷える」「肩が凝る」など、まだ症状ともいえない事がらから「便秘になる」「下痢になる」「眠れない」、それらの状態が長引くと免疫力が働きにくくなり、「腸炎」「胃潰瘍」「高血圧」などという病気に発展するおそれがあります。

ストレスをため込まない事は、免疫力低下のリスクを減らし、病気へのリスクも少なくする大切な事です。

生活習慣改善で、免疫力低下を防ぎましょう

では、どんな生活が免疫力低下を防いでくれるのでしょうか。
ここでは生活習慣の改善について考えてみたいと思います。

ひとつの悪い習慣がやめられないなら、良い習慣をふたつ生活に加えてみる

人は、今までの自分の生活習慣をなかなか変えられないものです。
「タバコ」「お酒」「脂っこい物の食べ過ぎ」「お菓子の食べ過ぎ」などです。

自分でも良くないと感じている習慣をすぐに止めることが難しいのであれば、それを打ち消すような「良い事」をふたつ、生活に加える事で生活の改善のきっかけにされてはいかがでしょうか?

たとえば、活性酸素を発生させる「悪い生活習慣」があるのなら、食生活でポリフェノールを多く含んだものや緑黄色野菜を今までより沢山摂ってみるなどの方法です。
だからといって、「良い習慣を加えたから、大丈夫」とさらに「食べ過ぎ」などが加速することには注意が必要です。

ストレスに関しても同じ事が言えると思います。
今まで意識してストレスの発散をしていなかったとしたら、あらためて自分が何をしたら気持ちが解放されるのか、癒されるのかを見つめ、生活に取り入れることで、ストレスを放置することが無くなります。

まずはストレスに向き合い、自分の気持ちをリセットする時間づくりをしてみてはいかがでしょうか?

病気になりにくい生活へ、免疫力低下予防のヒント

ここでは、免疫力低下を防ぐヒントとして自律神経の事をお話してみようと思います。
自律神経は運動神経と違い、自分で意識してコントロールすることのできない神経です。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、簡単に表現すれば、「交感神経」はアクセルのようなもので、仕事や活動的な行動をするために、心と身体にエンジンをかける役割があります。
そして「副交感神経」は火加減で表現するなら、弱火か口火のような状態で、心と身体はリラックス状態になります。

このふたつの働きは、両方が車の両輪のように大事なもので、バランスを取りながら私たちは生活をしています。
次に自律神経のバランスを崩さないためのヒントをお話ししたいと思います。

季節の変わり目の過ごし方
自律神経は、冬には「交感神経」が、夏には「副交感神経」が優位になるという特徴があります。
季節の変わり目に体調を崩しやすい原因のひとつに、自律神経も「変わり目」の季節だという事があります。

春や秋、気候は穏やかで過ごしやすい季節ですが、体は変化の中にあります。
季節の変わり目には、予定に余裕を持たせた生活をし、あまり無理をしないという事が大切です。
意識して休養する時間を作り、体が季節に順応するのを助けましょう。

ONとOFFを使い分ける
一日の生活の流れ、一週間の生活の流れ、生活の流れの中には人それぞれ「頑張らなくではならない時」と「休まなければならない時」が存在します。
このバランスを上手にとる事が自律神経の働きを守り、免疫力低下を防ぐひとつのヒントになります。

上記に記したように、「頑張らなくてはならない時」、自律神経は「交感神経」に傾き、「休んでいる時」自律神経は「副交感神経」にっ傾いています。

どちらかが優位になりすぎた時に、人は病気になりやすくなります。
生活の中でどちらかにウエイトを置きすぎていないか、振り返ってみるのも良いのではないでしょうか。

免疫力をアップさせる食生活

最後に、免疫力を上げる食べ物を3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

ポリフェノール
ポリフェノールは抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除去してくれます。
ポリフェノールについて

ポリフェノールの多い食品の例
「赤ワイン」「緑茶」「大豆」「蕎麦」「ブルーベリー」「カカオ」「胡麻」など

野菜
緑黄色野菜にはβカロテンが多く含まれています。このβカロテンも免疫力を高めると言われています。
βカロテンについて

免疫力を上げる野菜の例
「にんにく」「小松菜」「長芋」「ブロッコリー」「かぼちゃ」「にんじん」など

発酵食品
発酵食品は免疫力に大きく関わる腸の環境を整える作用があります。
発酵食品について

発酵食品の例
「ヨーグルト」「チーズ」「納豆」「ぬか漬け」「味噌」など

免疫力をアップさせる食べ物について、詳しくは免疫力アップの食べ物とは?子供や風邪予防にも効果的をご参照下さい。

まとめ

ここまで、免疫力低下の体への影響や、原因、改善の方法などをみてきました。
今までご自身の免疫力について意識したことの無かったかたも、元気に毎日を暮らすためにひとつでも生活改善への習慣をプラスしてみてはいかがでしょうか。

それは、これから先のより素敵な人生への一歩になるかもしれません。


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