妊娠中はあらゆることが赤ちゃんに影響がないかと心配になってしまいます。

美容院もその1つです。

妊娠期間は10ヶ月と長丁場なので美容院に行かないで過ごすのはなかなか難しいです。

しかし、特にヘアカラーのように専用の薬剤を使用し頭皮に触れるものは赤ちゃんに影響がないのか気になりますよね。

また、妊婦はシャンプー台での仰向け姿勢が苦しいとも聞きますし美容院に行くこと自体にいつまでに行くべきか不安を感じるかもしれません。

私はつわりが終わってすぐの頃と臨月に入ってすぐに散髪に行きましたが、においや姿勢など、行ってみるまで大丈夫か不安でした。

そこで今回は、妊娠中のヘアカラーの赤ちゃんへの影響や美容院はいつまでに行くべきなのかを調べました。

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妊娠中の美容院でのヘアカラーの影響は?

妊娠中でも普段と同じように美容院に行きたいというママは多いです。

特に普段からヘアカラーをしている方ならなおさらではないでしょうか。

しかし、ヘアカラーに使う薬剤は直接頭皮に触れるものなので赤ちゃんへの影響がないのか心配になりますよね。

妊娠中のヘアカラーはやめておくようにとの話も聞きますがどうなのでしょうか?

実のところは、妊娠中のヘアカラーで胎児への影響が出たという研究結果はなく、影響があるとの医学的根拠はないそうです。

妊娠中のどの期間でもヘアカラーをしても問題ないようです。

ただし、次の理由からヘアカラーをやめておく方がよいという意見もあります。

もし妊娠中にヘアカラーをする際は、ご自身の体調のよい時にできるだけ刺激の少ない薬剤を使用してもらうのがよいでしょう。

① 頭皮が敏感になっている

お腹の赤ちゃんへの直接的な影響はないとはいえ、ママ自身がホルモンバランスの影響で肌が敏感になっている時期です。

今まで薬剤でかぶれたことがなかった場合も妊娠中はかぶれることもあるため注意が必要です。

美容師の人に相談をして、肌にあった薬剤を探してもらうなど工夫しましょう。

② 長時間同じ姿勢をとるのが辛い

ヘアカラーは薬剤が浸透するまで同じ姿勢で居続けなければなりません。
同じ姿勢が続くと血流が悪くなりお腹に張りを感じることもあります。

ヘアカラー中は途中で気分が悪くなっても横になることができないため注意が必要です。

手をグーパーしたり足首をくるくる回すなど、こまめに動かして血流をよくするようにしましょう。

③ においに敏感になっている

つわり期はもちろんのこと妊娠中はにおいに敏感な時期です。

ヘアカラーの薬剤のにおいが今までは気にならなかったとしても妊娠中は気になって吐いてしまうこともあります。

マスクをするなど対策をしましょう。

妊娠中のヘアカラー、市販のカラーリング剤は?

では、美容院ではなく自宅で市販のカラーリング剤を使ってヘアカラーする場合はどうでしょうか?

ドラッグストアで売られているカラーリング剤は値段もお手頃で普段利用している人も多いかと思います。

しかし、市販のものは美容院で使用されているカラーリング剤よりも刺激の強いものが多いので注意が必要です。

特に「ジアミン」という成分が手荒れなどの原因となるため、購入の際には成分表を見て避けるのがよいでしょう。

カラーリング剤によっては「妊娠中の方は使用しないでください」と表記されているものもあるくらいです。

妊娠中はなるべく市販のものは使わずに美容院で刺激の少ないものを使うのがオススメです。

もし自宅で市販のカラーリング剤を使用する場合は、使用前に説明書をよく読んでアレルギーチェックやパッチテストを行うようにしましょう。

カラーリングするときは手袋を使い、終わった後は薬剤の洗い残しがないようにしっかりとすすぐなど注意して行いましょう。

妊娠中の美容院はいつまで?

出産してからの美容院は育児に追われて思うように行けなくなるものです。
なるべく出産ギリギリで行こうと思ってしまいますが、お腹が大きい時期に行っても大丈夫なのかと心配になりますよね。

妊娠中の美容院はいつまでに行くべきなのでしょうか?

まずはじめに美容院はいつまでに済ませないといけないという決まりはありません。

ご自身の体調をみて、無理のない時に行くのがよいです。

ただし、オススメの時期はあります。

やはり安定期と呼ばれる妊娠中期が、胎盤が完成してつわりもほとんどの人が終わっているのでオススメです。

妊娠初期はつわりでにおいにも敏感な時期なので、シャンプーやカラー・パーマ液などのにおいが飛び交う美容院に行くのは控える方が無難です。

つわりは個人差があるので体調に合わせましょう。

つわり期のにおいについては、「悪阻(つわり)いつまで続くの?平均やつらい時に軽減させるには?」をご参照ください。

では、妊娠後期はどうでしょうか?

お腹は大きくなりシャンプー台に乗るのも一苦労になってきます。

むくみもひどくなってくる時期なので長時間同じ姿勢でいることも辛くなってきます。

何より臨月にもなればいつ陣痛が来てもおかしくない状況です。

予定日が早まる可能性もあるため、時間のかかるカラーやパーマなどは早めに済ませておく方がよいでしょう。

ちなみに私は臨月に入ってすぐに最後のカットをしました。

理由は妊娠7ヶ月の頃から切迫早産となり臨月に入るまで自宅で安静にしていて美容院に行けなかったからです。

美容院へ行くペースや妊娠中の体調には個人差があるので、無理のないタイミングでご自身の体調に合わせて行くようにしましょう。

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妊娠中の美容院での注意点は?

妊娠中の美容院にはいくつかの注意点があります。見ていきましょう。

① 予約時に妊娠中であることを伝える

妊娠中であると伝えておくと待ち時間を短縮できるように配慮してもらえることがあります。

私は髪の毛を乾かす作業を2、3人でしてもらえて時間短縮してもらえました。その他、美容院によっては体が楽になるようにクッションをくれたりノンカフェインの飲み物を出してくれたりもするようです。

また、配慮してもらうためにも予約する際はなるべく混んでいない日にちや時間帯を選ぶのがよいでしょう。

② 長時間同じ姿勢をとらない

カットなら1時間、カラーやパーマなら2、3時間程度かかるかと思います。

その間ずっと同じ姿勢を取っていると血流が悪くなり、むくみも悪化してしまいます。

例えば途中でトイレに行くなど意識的に体を動かすようにしましょう。こまめに手や足首を動かすことも効果的です。

③ トイレを我慢しない

妊娠が進むにつれてお腹の赤ちゃんが大きくなることから膀胱が圧迫されてトイレに行く回数が増えます。

美容院は滞在時間が長くなりがちなので、トイレに行きたくなったら無理せずに途中で行くようにしましょう。

トイレに行けば体を動かすきっかけにもなるので血流アップも期待できるためよいです。

最後に

妊娠中の美容院はストレス発散やよい気分転換になるのでオススメです。

ただし、においに敏感になっているつわり期や、出産の迫った臨月など美容院を利用しにくい時期もあります。

ご自身の体調をみて無理のないように利用しましょう。

妊娠中は急に気分が悪くなるなど不意にトラブルが起こることもあります。

体に負担がかからないようにするためにも、美容師さんに妊婦であると伝えて配慮してもらうことも大切です。

出産後は育児に追われて自分にかける時間は少なくなってしまうため、妊娠中の美容院での時間がよいリフレッシュになって楽しめるとよいですね。

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HARU

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