タイトルを見て、え?と思った方、沢山いらっしゃいませんか?

綺麗な髪を作るためにコンディショナーやトリートメントが必須だと思っていらっしゃるからだと思います。

もちろんコンディショナーやトリートメントは、使っていただいてもかまいません。

ですが、本当の美髪はシャンプーから作る事が出来るんです。

どういう事なのか、ご紹介させて頂きます♪

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ダメージは外気やカラーリングだけではない

髪を乾かす女性

髪のダメージは外気やカラーリングだけだと思っていませんか?

紫外線や風、静電気や服との擦れ…ブリーチなどカラーリング剤はとてつもないダメージを髪に与えます。(現在はダメージが少ないタイプのカラーリング剤もあるようです)

ですが、汚れを落とす”シャンプー”は髪を傷める工程が盛り沢山なのは知っていましたか?

表面と頭皮の皮脂の汚れや整髪料をお使いの方はその汚れもあります。

そしてシャンプーには、その汚れを落とすために洗浄成分が欠かせず『界面活性剤』が入っている事が多く、この界面活性剤が強い成分なほど髪を傷める恐れがあります。

シャンプーの選び方

シャンプーのボトル裏に成分表記がされているのはご存知ですよね。

こちらを確認したことはありますか?私はこの表記を見るのがとても好きで、よく見てしまう事があります。

成分表記は、入っている量が多い成分ほど順番に書かれています。

その成分表記を見て頂くと分かる通り、シャンプーの主成分は殆どが水であり、全体の60~70%を占めています。

次に多いのはやはり洗浄成分です。そしてその成分にも、種類がいくつかあります。

シャンプーを選ぶ時は二番目の洗浄成分がどんなものが使われているのかを見て選ぶ事で美髪に一歩近づきます。

洗浄成分の種類

シャンプーによって様々な洗浄成分が入っております。
洗浄成分は頭髪の汚れを取り除くための成分ですので、中には注意が必要な洗浄成分もいくつかあります。

ここでは注意するべき洗浄成分とおすすめの洗浄成分をまとめました。

シャンプーのボトル裏面には各成分が記載されておりますので購入前に確認しましょう。

注意が必要な洗浄成分

硫酸系
成分名に硫酸と入っています。高級アルコールが原料となっており、一番多用されている洗浄成分の一つです。

洗浄力は強く、髪にはあまり良いとは言えません。また、原価も安いのが多用されている理由です。

原料の高級アルコールの”高級”は成分表記の分類というだけですので、アルコールの中でも良いといったものではありません。

酸性石けん系
弱酸性の石けんを改良した洗浄成分です。

硫酸系などより皮膚や髪に優しいですが、アルカリ性ですので洗い上がりの髪はきしむ事があります。

~酸Naと名前がつくものが、酸性石けん系のものです。

おすすめの洗浄成分

たんぱく質系
髪のダメージケアが出来る洗浄成分で、コラーゲンなどのたんぱく質から出来ています。

たんぱく質系の中にも種類別があり、~コラーゲンNaはやわらかい髪質、~シルクNaはハリのある髪質へと仕上げる事が出来ます。

特に、ココイル加水分解コラーゲンNaという成分は、泡立ちや洗浄力が控えめで保湿もしてくれる成分が入っているので、皮膚にも優しくおすすめです。

アミノ酸系
少し泡立ちにくいデメリットがありますが、洗浄力も程よくあり、さっぱりとした洗い上がりを感じる事が出来ます。

低刺激で優しいシャンプーが良くて、さらに洗い上がりはしっかりと洗えている感覚が欲しい!という方にはこちらをおすすめします。

アミノ酸シャンプーを選ぶ際には、濃度の高い「ココイル~」や「ラウロイル~」という表記のものを選びましょう。

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汚れを落とせるのはシャンプーだけではない

シャンプーだけで汚れを落とそうとすると、強く皮膚を引っ掻いてしまったり、摩擦で髪を傷めてしまう事があります。

洗浄成分を気にしてシャンプーを使うだけではなく、ちょっとだけ手間をかける事で、髪の傷みを軽減できる方法があります。

ブラッシングをする

髪を梳かすブラシ

お風呂に入る前に良くブラッシングをしましょう。

出来れば櫛ではなく、ブラシが好ましいです。

頭皮自体を強く引っ掻いてしまわないように、優しくブラッシングをします。マッサージの効果もありますので、上から下だけではなく下から上に梳かしましょう。

段々と頭皮の皮脂が髪に浸透してくるので、髪全体がしっとりとしてきたらブラッシング終了です。

シャンプー前のシャワーでしっかり汚れを落とす

ブラッシングをした後は、汚れがしっかりと浮き上がっている状態になります。

そのため、シャンプーではなくお湯だけで十分に汚れを落とす事が出来ます。

36~37度とぬるめのお湯で2~3分、シャンプー前にお湯を浴びて指の腹で頭皮を揉むように濯ぎましょう。

熱いお湯で流してしまうと頭皮が乾燥する原因にもなりますので、注意してください。

頭皮と髪全体を濯ぐ事が出来たら、ここでシャンプーを使います。ここまでで殆ど汚れは落ちていますので、シャンプーでしつこく洗う必要はありません。

泡が行き渡ったのが確認できたらシャンプーが頭に残らないようにしっかりと濯ぎ落しましょう。

コンディショナーとトリートメントの違い

まず、コンディショナーとトリートメントの違いはご存知でしょうか。

コンディショナーとは、髪の表面にコーディングを施し、外気からのダメージを防いでくれたり、艶々感を演出してくれたりします。

トリートメントとは、髪の内部に栄養を与え、傷んでいる髪を修復してくれるものです。

ここまで見ると、やはり傷んでいる髪にはトリートメントなどが必須なのでは?と思いますよね?

髪に栄養を与える事はとてもいいことです。髪にとってトリートメントなどをして悪い事はありません。

ですが、大事なのは「髪にダメージを与えない」事なのです。

まとめ

どんなにトリートメントやコンディショナーをしていても、髪がギシギシする、アホ毛が無くならない、朝起きると膨らんでいる、という事がありませんか?

それは、もしかしたらシャンプーが合っていないのかもしれません。

もしくは洗浄成分が強すぎて必要な栄養分や皮脂などを落としてしまって、頭皮や髪が健康を保てなくなってしまっているのかもしれません。

今使用されているシャンプーの成分表記を見てみましょう。

気になる成分があったらインターネットで検索してみるのも手です。しっかりと説明が書かれているサイトが沢山ありますので、こういうものを頭につけていたんだ…!という発見がもしかしたらあるかもしれません。

高いトリートメントやコンディショナーを買うよりも、まずはシャンプーを変えてみましょう。

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