みなさんは、一日中立ちっぱなしの仕事の後や、デスクワークで座りっぱなしだった日、足がパンパンになった経験はありませんか?
私は、朝に履けたブーツが夕方に履けなくなったり、ジーパンのふくらはぎがきつくなる、なんていうことがよくあります。

足がパンパンになると気分もだるくなってつらいですよね。足が太いと見た目も美しくなくて、特に女性にとってはいやなものです。
これは全ていわゆる「足のむくみ」というものです。

では、私たちの足は、なぜむくむのでしょうか?

また、足のむくみに伴って、痛みやしびれを感じたり、ひどいときにはそれによって眠れなくなったりすることもあります。足のむくみが原因で睡眠不足になるなんていやですよね。

足のむくみで眠れないときは、どうすればよいのでしょうか?

今回は、足のむくみの原因に迫っていき、それぞれに合った対処法をいくつか紹介したいと思います。

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足のむくみやすさをチェック!

本題に入る前に、自分がいまどれくらい足がむくんでいるのか、むくみやすいのかをチェックしてみましょう。チェックの数が多いほどあなたの足はむくみやすいということになります。

  • 水分をあまり摂らなかったり、摂り過ぎたりする
  • お酒をよく飲む
  • 野菜や果物をあまり食べない
  • 塩辛い味を好む
  • 仕事でストレスを抱えている
  • 運動する機会が少ない
  • 立ちっぱなしだったり座りっぱなしのことが多い
  • 熟睡できないことが多い
  • お風呂に入る際、湯船につからない
  • 肩こりがひどい
  • 汗をあまりかかない
  • 脚を指で押すと跡が残る
  • 手足の先が常に冷たい
  • 朝になってもむくみが取れない
  • 脚がだるかったり重かったりする
  • 夕方になると靴に足が入りにくくなる

チェックが10個以上の人
あなたの足はむくんでいるかもしれないです。この記事を読んで、今すぐ対処しましょう。

チェックが5個以上9個以下の人
→今後足がむくむ可能性が高いです。この記事に書いてあるように生活を見直して、改善しましょう。

チェックが4個以下の人
→大変良い習慣を送れています。この記事を読んで、ますます美しい足を目指しましょう。

どうでしたか?チェックの多かった人は足がすでにむくんでいる可能性があります。

足がむくんでいる人も、まだ足がむくんでいない人も、ここから書いてあることをよく読んで、むくみのない綺麗な足を手に入れましょう!

足のむくみとは??

足のむくみとは医学的に言うと「浮腫(ふしゅ)」というもので、皮膚の下に水がたまった状態を指します。

そもそも私たちの体では、心臓から送り出された血液によって体中の細胞に栄養が行き渡り、代わりに老廃物を血液によって体中の細胞から運び出して再び心臓へとかえっていきます。
この時、心臓から送り出す血管を動脈、心臓にかえっていく血管を静脈と呼びます。

むくみは、動脈から出て細胞とやりとりした水分が静脈へと戻れないときに、細胞の間に「細胞間質液」という形でたまってしまったものなのです。

足のむくみの原因は?

足のむくみの原因には主に一過性のもの病気が原因のものの2つがあります。

一過性のもの

一過性のものには生活習慣など様々な原因がありますが、中でも主な原因は以下の3つです。

・仕事などで立ったまま、座ったままなど同じ姿勢を長時間取ることで、重力により血液が足にたまってしまい、足がむくみます。
たいていの人はこれが原因であることが多いです。

・運動不足により足の筋力が衰えることで、ポンプ機能が低下して、足に水分がたまりやすくなります。
この場合、足先の毛細血管に血液が行き届かずに冷え性や血行不良を伴うこともあります。特に女性に多い原因の一つです。

・水分・塩分を摂り過ぎることで、血液中の水分が増加し、余分な水分がたまりやすくなります。食生活の乱れている一人暮らしの方などに多く見られます。

この他にもホルモンバランスによるものや、服装によるものなども原因として考えられます。

病気が原因のもの

足がむくんでいて、さらに痛みやしびれも感じるという人はいませんか??
痛みやしびれを伴う場合は何らかの病気が原因であることが多いです。早めに病院に行きましょう。

考えられる病気には、主に次の3つがあります。

・下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
静脈はポンプから離れているので、押し出す力が弱く、逆流しないように弁がついています。この弁が壊れると血液が逆流して足に血液がたまり、むくんだようになります
。悪化するとたまり過ぎた血液によって 肌が黒くなり、さいあくの場合、足先が壊死してしまうこともあるので早めの治療が必要です。

・肝臓の病気
肝臓は、血管内に水分を保持するはたらきのあるアルブミンという物質を生成しています。肝臓の機能が弱っているとアルブミンがうまく作られず、血管から血液が出ていきやすくなってしまいます。

・腎臓の病気
腎臓は体の余分な水分を尿として排泄するはたらきがあります。腎臓の機能が弱っていると、尿として排泄されるはずの水分が体にたまり、むくみやすくなります。

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むくみの対処法とは??

まずは、むくみの原因を探りましょう。あなたの足のむくみは一過性のものですか?それとも、病気によるものですか?

一過性のものならば、ストレッチ血行を良くするためのマッサージ筋力アップの運動を毎日続けることが大切です。
また、塩分の排泄を促すカリウムを積極的に摂るといいでしょう。

そのほかにも、着圧の靴下を履いたり冷やさないようにするなど、足に水分をためないような習慣を心がけるといいですね。

病気が原因のものならば、一刻も早く病院に行き、原因をはっきりさせることが大切です。

足のむくみで眠れないときの対処法

足のしびれによる痛みや不快感で眠れないとき、おすすめの対処法を3つご紹介します。

足のマッサージ
膝の裏側にはリンパ節があるので、親指でぐーっと足首にかけて押していき、ここに詰まった老廃物を押し出します。その後、足首から膝裏のリンパ節にかけて老廃物を流し込みます。

足全体を動かす
股関節には大きなリンパ節があるので、この部分の詰まりを解消します。方法としては、足を腕で抱え込んで股関節を回したり、両足をバタバタさせたりして、股関節を大きく動かしていきます。

足を高くして眠る
座布団などを足の下に重ねて、頭よりも足の位置を高くして眠ります。こうすることで、足にたまった水分が体中に行き渡って、足のむくみが改善されます。

これらのマッサージは、老廃物を流して足を細くする効果もあるので、足のむくみで悩んでいない方も、ぜひお試しくださいね。

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最後に

足がむくむとだるくなって、太く見えるのでテンションも下がります。でも、足がむくむのはあなたが頑張って働いた証拠です。足がむくんでるなーと思った時は、ひとまず原因を考えましょう。

生活習慣によるものですか?それとも病気によるものですか?

生活習慣によるものならば、足がむくまないように食生活を変えたりマッサージをしたりして、工夫してみましましょう。

痛みやしびれを伴うものならば、病気によるものである可能性が高いので、悪化する前にすぐにお医者さんに相談しましょう。

足のむくみが取れて綺麗になると気分も上がるし、足取りも軽くなりますよね!

みなさんも足のむくみを解消して、気持ちのいい生活を送りましょう♫

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