皆さんはハーブティーを飲んだことがありますか?

名前を聞いたことはあっても飲んだことがない方や、飲んだことはあるけれど日常的には飲んでいない、または独特な香りと味が少し苦手、という方もいるかもしれません。

しかしながらハーブティーに使われるハーブにはビタミンCを多く含むハーブや、抗酸化作用が期待できるハーブなど様々な効能があると言われています。

乾燥させたハーブとマグカップ、そしてお湯があればいつでも手軽に身体に嬉しい効能を持つハーブティー飲むことができます。

ここではハーブの歴史から目的別に選びたいハーブ、そしておすすめのハーブティーをご紹介いたします。

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ハーブとは一体何?歴史と使用用途について

多種類のハーブ

今や私たちの身近にあるハーブ、料理に使ったり、ハーブティーにして飲んだりとその用途は様々ですが、そもそもハーブとは何なのでしょうか?

ハーブとは、ラテン語の草を意味する言葉であるHerba(ヘルバ)に由来されており、「香草」などとも呼ばれ様々な薬理効果のある植物を指します。

ハーブの歴史

ハーブの歴史は紀元前5000年頃まで遡ることができます。

古代エジプトでは埋葬時にミイラにするときの防腐剤にクミンやシナモン・クローブなどが用いられており、世界三大美女と呼ばれるクレオパトラもハーブから抽出した香料や化粧水を使用したり、その美しさを保つためにハイビスカスティーを愛飲していたと伝えられています。

さらにハーブは古代エジプトから古代ギリシアに伝わり、ここでは一般の人々が入浴剤としてハーブを用いていたようです。

その後ハーブは戦争で傷ついた兵士や、病気になってしまった人などの治療に用いられたことからヨーロッパ全土へと伝わっていきます。

ハーブの使用用途

古代エジプトではミイラの防腐剤の一つとして使用されていたことや、クレオパトラがハイビスカスティーを愛飲していたこと、古代ギリシアでは入浴剤として使用されるなどハーブは昔から人々に親しまれてきました。

中世時代には貴族たちが嗜好品としてハーブを楽しむようになり、庭園にはハーブを育てるためのハーブガーデンも作られていたようです。

さらに14世紀には香水の原型でもあるローズマリーをアルコールで蒸留した「ハンガリアンウォーター」が作られ、ハーブは香水文化にも浸透していくようになります。

目的別おすすめのハーブは?

瓶に入ったハーブ

様々な目的で使用されていたハーブですが、今現在ではティーバッグになって販売されていたり、乾燥しているハーブがハーブ専門店などで手軽に手に入るようになりました。

薬用植物であるハーブには天然のビタミンCやシトラール、タンニンやサポニンなど身体に嬉しい様々な栄養素が含まれています。

そんな様々な効能が期待できるハーブ、どんな時にどんなハーブティーとして飲むと良いのでしょうか?

リフレッシュやリラックスなど様々な目的別にご紹介していきます。

気分をすっきりとさせたい時に

気分をすっきりさせてくれるハーブはペパーミントやローズマリー、レモングラス、マテ・グリーンなどがおすすめです。

ペパーミントやローズマリーは鼻にスーッと抜けるような清涼感のある香りが特徴で、それだけでも気分がすっきりとし、レモングラスやマテ・グリーンにはビタミンやカルシウムが豊富に含まれています。

ペパーミントとレモングラス、それにラベンダーなどをブレンドしたハーブティーは気分をすっきりとさせてリフレッシュに効果的です。

夜眠る前のリラックスタイムに

ハーブティーはカフェインをほとんど含まないので夜眠る前に飲んでも睡眠を邪魔することはありません。

リラックスに効果的なハーブティーを飲むことでその香りはほっと心を緩めてくれます。

おすすめのハーブはハーブの女王と言われるほど華やかな香りが特徴的なラベンダー、芳醇な強い香りの中にも甘さを感じさせるカモミールジャーマン、緊張した心や体を和らげてくれるような優しく甘い香りのオレンジフラワーなどです。

飲みやすいようにカモミールとオレンジのブレンドやラベンダーブレンドなどは飲みやすく初めてハーブティーを飲む方にもおすすめです。

カモミールはトリプトファンという成分を多く含むホットミルクとの相性も良いので、ホットミルクカモミールティーとして飲むのもリラックス効果が高くおすすめです。

また、寝る前やリラックスしたいときの紅茶についても別記事にてまとめております。

「紅茶は寝る前や夜に飲んでも平気?効能、効果やおすすめの飲み方!」の記事をご覧ください。

美肌効果も得られるハーブティー

仕事が忙しくなったりして生活が不規則になると肌が荒れてしまうこともありますが、そんな時こそ手軽に飲めるハーブティーで美肌対策をしましょう!

美肌におすすめのハーブティーは抗酸化作用やミネラルを豊富に含むルイボスやビタミンCを多く含む赤色がキレイなローズヒップです。

ルイボスティーは煮出しても苦くならず飲みやすいお茶、ローズヒップはビタミンCが豊富なことに加えて、その他にもペクチンという水溶性食物繊維が便秘解消にも効果があるとされています。

ローズヒップティーはビタミンCが豊富に含まれているため美肌には最適なハーブで、さらにビタミンとミネラルが豊富なハイビスカスとブレンドすることで相乗効果が期待できる組み合わせです。

はちみつを少量加えるとほのかな甘さになり飲みやすくなります。

温めて巡りの良い身体へ

冷えて身体の巡りが悪くなってしまうと不調になってしまったり風邪をひきやすくなってしまったり、まさに「万病のもと」となる冷え症。

軽く運動をしたりして身体を動かすことも大切ですが、ハーブティーで身体の内側からもアプローチしていきましょう。

おすすめなのは身体を温めてくれる作用のあるジンジャーや血行促進作用のある甘く独特なスパイシーな香りが魅力のシナモンです。

ジンジャーとシナモン、そしてローズマリーを加えたブレンドは身体の冷えに効果が期待できるブレンド、独特な香りと味がクセになる組み合わせです。

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おすすめ人気のハーブティー5選

ハーブティーとハーブの葉

目的別にハーブを紹介してきましたが、いざ自分でハーブをブレンドしようと思うと大変ですよね?

手軽に楽しめることもハーブティーの魅力の一つ、美味しくて飲みやすいハーブティーを5つご紹介していきます。

pukka(パッカ) スリーカモマイル有機ハーブティー

pukka(パッカ) スリーカモマイル有機ハーブティー

他ハーブとのブレンドではなくカモミールだけのブレンドハーブティーです。

3種類のカモミールがブレンドされているため単一の味ではなく香りも味も深く、苦みも少なくマイルドな味わいのため飲みやすく、カモミールのリラックス効果を存分に堪能できるハーブティーです。

SONNENTOR ローズヒップ・ハイビスカスティー

SONNENTOR ローズヒップ・ハイビスカスティー
美肌に最適なハーブとして紹介したローズヒップとハイビスカスのブレンドティーです。

通常ビタミンCは熱に弱いですがローズヒップに含まれるビタミンCは同じくローズヒップに含まれるビタミンPによって守られるため熱でも破壊されずに摂取できるのが特徴です。

口触りの良い酸味とキレイなルビー色が見た目にも気分を盛り上げてくれるハーブティーです。

ノンカフェイン ルイボスティー ティーバッグ

ノンカフェイン ルイボスティー ティーバッグ
ミネラルを豊富に含むルイボス、ノンカフェインのため子どもから大人まで楽しめるお茶として親しまれているルイボスティーはアイスでもホットでも飲みやすいお茶です。

ルイボスには他にも様々な成分がありますが、中でもSOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)の効果により活性酸素を除去し美肌にも効果が期待できます。

クリッパー ハーブティー ライズ&シャイン(20個装ティーバッグ)

クリッパー ハーブティー ライズ&シャイン
レモンピールやレモングラス、レモンバーベナなどがブランドされたまさに、名前の通りのシャキっとした爽やかさが特徴のハーブティーです。

朝の目覚めの一杯や、鎮静効果により緊張を和らげる働きをしてくれるので日中のリフレッシュタイムに、また風邪のひきはじめなどにも飲みたいハーブティーです。

クリッパー ハーブティー ライズ&シャイン(20個装ティーバッグ)
クリッパー

ナチュラルハーブ ブルームーン ハーブティー ティーバッグ ぐっすり眠れますかtea

ハーブティー ティーバッグ ぐっすり眠れますかtea
夜眠る前の一杯に最適なラベンダーやカモミール、リンデン、レモンバーベナ、マローブルーがブレンドされたハーブティーです。

ハーブティーが初めての方にも飲みやすく、ブレンドされているハーブの華やかで甘い香りに少し酸味のある味がリラックスタイムにぴったりです。

ハーブティーまとめ

古くから親しまれてきた薬用効果を持つ植物、ハーブ。

その歴史と、私たちにとって嬉しい効果が期待できるハーブティーをご紹介してきました。

一日の始まりに、昼時の気分転換に、夜のリラックスタイムに、様々なシーンで私たちに寄り添ってくれるハーブティーはいつでも手軽に飲むことができるのも魅力です。

お気に入りのハーブティーを見つけ、少しずつ生活の中に取り入れて身体の内側から美しくなりましょう!

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