肌にぶつぶつができて、かゆくなったり赤くなったりする…。みなさんはこんな経験ありませんか?私は、突然やってくるこのような肌トラブルにいつも悩まされています。
肌が荒れていると人と会うのがいやになりますよね。かゆみがあると仕事や勉強にも集中できません。とにかく肌が荒れていると、そればかり気になって仕方ないのです!
肌荒れを治すにはどうすればいいの?そもそも肌はなんで荒れるの?
今回は肌荒れの原因と早く治す方法についてご紹介します。
これを読めば、いやな肌荒れなんてもうおさらばです。
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目次
肌の赤み、かゆみ、ぶつぶつの原因は肌が薄くなること
肌にかゆみ、赤み、ぶつぶつができてしまうなどの肌荒れの根本的な原因は肌が薄くなることです。医学的にはこれを「菲薄化(ひはくか)」と呼びます。
肌が薄くなることで外部からの刺激を受けやすくなり、かゆみなどの炎症作用が過剰に現れてしまうのです。
そもそも皮膚は6~7層からなる層構造をしていて、大きく分けると表皮、真皮、皮下組織があります。
真皮にはコラーゲンやエラスチンという物質が含まれており、これによって弾力を保ち、表皮を支えています。このコラーゲンやエラスチンは女性ホルモンであるエストロゲンによって生成が促進されます。
エストロゲンの分泌量は、年をとると低下していきます。そのため、年をとるとコラーゲンやエラスチンも減少し、自然と肌が薄くなってしまいます。
また、若い人でも肌をかいてしまうことで肌の表面がこすりとられてしまい、肌が薄くなっていきます。
では、肌をかいてしまう原因は何なのでしょうか。
肌をかいてしまう原因
肌をかいてしまう原因には主に以下の3つがあります。
肌の乾燥
冬になると肌荒れしやすくなる~って聞いたことありませんか?
これは、冬場になると空気が乾燥して肌も乾燥しやすくなるからです。
皮膚の水分が失われると肌の表面が乾燥して、かさついたりひび割れたりします。
その結果、外部からの刺激に対して肌が敏感になり、「かゆい」と感じることで無意識のうちに肌をかいてしまいます。
肌をかいてしまうと肌の表面が傷ついてバリア機能が低下し、ますます乾燥してまたかゆくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
肌が乾燥する原因には、冬場の乾燥以外にも、
- 汗をかく
- 入浴後の保湿ケアを怠る
- 髪の毛が顔にかかる
といったものがあります。
アレルギー
アレルギー症状によって肌がかゆくなるとついついかいてしまいます。
アレルギーを引き起こす原因には、
- 食べ物
- 動物
- 日光(紫外線)
- ダニ
- 花粉
- ハウスダスト
- 化粧品
などがあります。
アレルギーを疑ったとき、その原因をつきとめるにはまず日常生活をチェックしてみることが必要です。
いつ、なにをしたときに症状が強く現れるのかを明確にしましょう。
そのうえで、疑わしいアレルゲンについて病院でアレルギー検査を受けてみてください。
ストレス
もし乾燥やアレルギーなどの明確な原因がないならば、ストレスによる肌荒れであると考えられます。
これは「ストレス性皮膚炎」と呼ばれ、過剰にストレスを受けることで自律神経が乱れ、かゆみを感じるものです。
特に、新しい環境に置かれたり緊張したりするとこの症状が出やすくなると考えられています。
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肌荒れを早く治す方法
スキンケアで治す
ここまでの話で分かったように、肌が乾燥していたりアレルギーやストレスによって肌をかいてしまうことで、肌のバリア機能がこわれて肌が荒れてしまいます。
肌荒れを治すために大切なことは、肌のうるおいをキープして肌の再生機能を促すことです。
特に、顔の肌は敏感なのでしっかりと保湿する必要があります。
そのためにまずは、化粧品を適切なものに変えましょう。
化粧水は、肌本来の水分保持力が低下しているときに乾燥から肌を守る水溶性の成分が含まれているものがいいです。
成分表示に
- ヒアルロン酸
- コラーゲン、エラスチン
- グリセリン
- プロピレグリコール
- ブチレングリコール
- NMF(天然保湿因子)…アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、乳酸ナトリウム
が含まれているものが比較的保湿力の高いものです。
また、現在見つかっている保湿成分の中で、最も保湿力が高いとされるのがセラミドです。
多くの保湿美容液に含まれる成分のうち、分子量の大きなものは皮膚の内部まで浸透することができません。
これに対し、セラミドは表皮の一番上の層である角質層に存在する保湿成分なので、この層までなら確実に肌に浸透するといえます。元々肌に含まれる成分なので安全性もばっちりです。
ここで注意しておきたいのが、セラミドは化粧水では補えないということです。セラミドはスフィンゴ脂質の一種であり、水に溶けにくいです。よって、たまに目にする「セラミド配合化粧水」にはセラミドはほとんど入っていないと言えます。
セラミドは化粧水では補えないので、セラミド配合の乳液や美容液を使用しましょう。
食生活で治す
「肌は内臓の鏡」と言われるほど、食生活と肌の状態は非常に密接に関係しています。美しい肌を保つにはやはりバランスの取れた食事が大切です。主食、主菜、副菜、乳製品、果物をバランスよく摂りましょう。
その上で、肌の乾燥によく効くものには、保湿を助けるヒアルロン酸や新陳代謝を上げる亜鉛があります。
ヒアルロン酸は動物の軟骨などに多く含まれており、亜鉛は牡蠣、ホタテ、卵、納豆などに多く含まれています。
反対に、生野菜や冷たい食べ物などの摂り過ぎは要注意です。体が冷えて血行が悪くなり、肌の代謝が悪くなるので、乾燥しやすくなります。
また、コーヒーに含まれるカフェインは抗酸化作用のあるビタミンCを破壊して肌の新陳代謝を遅らせるので飲み過ぎないほうがいいです。肌を刺激する香辛料も控えましょう。
最後に
肌が荒れているとテンションも下がるし、人目を気にしてイライラしてしまいますよね。一刻も早く治したいものです。
もし肌荒れが起きたらまず、自分は何が原因で肌荒れしているのかを考えましょう。
肌の赤み、かゆみ、ぶつぶつの原因は、肌が薄くなってしまうことで肌が外界からの刺激に敏感になることです。年を取ると、女性ホルモンの減少に伴って肌は自然に薄くなっていきますが、若い人でも乾燥やアレルギー、ストレスなどによって肌をかくことで肌が薄くなってしまうのです。
もしアレルギーが原因なら、日常生活をチェックしてみて何によるアレルギーなのかを考えましょう。その上で、病院でアレルギー検査を受けることをオススメします。
ストレスが原因ならば、そのストレスを感じない環境に身を置いてみたり、リフレッシュできる方法を考えてみましょう。
そして、いずれにしても肌荒れを早く治す上で大切なのは、肌の保湿をきちんと行うことです。
化粧品には保湿効果の高いものを選び、入浴後など肌の水分が失われるときにきちんとケアしましょう。セラミドを含む乳液や美容液が効果的です。
また、食生活を見直すことも大切です。肌の新陳代謝を上げる食べ物や、保湿力を高めてくれるような食べ物を取り入れましょう。逆に、体を冷やして新陳代謝を悪くしたり、肌を乾燥させたり刺激したりする食べ物は避けてください。
みなさんもこの記事を参考にして、肌荒れから解放された気持ちの良い生活を送りましょうね。
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hasimoto
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