ジェルネイルは、コツをつかめば自分でも簡単にできるようになります。
セルフジェルネイルで大切なことは、基本をしっかり理解したうえで自分なりにもコツをしっかり掴んでいくことです。
さっそく、セルフジェルネイルのやり方の基本やデザインのコツについてご紹介いたします。
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セルフジェルネイルのやり方
プレパレーション(ジェルを塗る前の自爪の下準備)
プレパレーションがしっかりできていると、ジェルがきちんと爪に定着します。
ジェルを長続きさせるコツは、プレパレーションをしっかりとすることです。
ここでは、一般的なプレパレーションの仕方をご紹介します。ジェルネイルのメーカーによっては用品や工程が異なる場合がありますので、ご自身のジェルネイル用品の説明をしっかり参照しましょう。
準備するもの
・コットンまたはワイプ(カットしたキッチンペーパーやキッチンスポンジでも可)
・エナメリーボード
・スポンジバッファー(180G)
・キューティクルリムーバー
・キューティクルプッシャー(ウッドスティックで代用可)
・キューティクルニッパー
・ダストブラシ(なくても良い)
・消毒用エタノール(76.9%~81.4%)
1.手と爪の消毒
(1)ハンドソープで手を洗います。
(2)コットンまたはワイプに消毒用エタノールを含ませ、手、指先、爪を消毒します。
※指の間や、手の甲もしっかり消毒しましょう。
2.爪の長さと形を整える
(1)エナメリーボードで爪の形を整えます。
※エナメリーボードは往復するように動かすと二枚爪になる恐れがあります。かならず一定方向に動かしましょう。
3.甘皮の処理
(1)甘皮周りにキューティクルリムーバーを塗布します。
(2)甘皮が柔らかくなったらキューティクルプッシャーで押し上げます。
(3)押し上げた甘皮が伸びて余ってしまった場合はキューティクルニッパーでカットします。
4.サンディング
(1)スポンジバッファーを使って自爪表面のツヤを取ります。
※ベースジェルがサンディング不要なタイプの場合、この工程は必要ありません。
※このとき、ジェルが浮きやすい甘皮付近、サイド、先端はしっかりサンディングするようにしましょう。中央部分は軽いサンディングで問題ありません。
5.ダストをきれいにする
(1)ダストブラシで、サンディングで生じたダスト(爪を削った粉)をはらいます。
※ダストブラシがない場合は、手を洗いしっかりと水気をきりましょう。
6.爪の消毒
(1)コットンまたはワイプに消毒用エタノールをふくませて、爪の表面をきれいに拭き取ります。
※ここでしっかり油分、水分、ダストをしっかり拭き取らないとリフト(ジェルネイルが浮き上がること)の原因となります。
※プライマーが必要な場合、ここでプライマーを塗ります。
プライマーとは?
プライマーとは爪とのジェルの密着性を高めることでリフトしにくくするための下地剤です。
現在は酸を含まない(ノンアシッド)プライマーが主流となっていますが、いまだに酸が含まれている製品や、硬化が必要な製品があったりと様々です。
プライマー不要のベースジェルも多く出回っており、一般的にはプライマーを塗布しなくてもプレパレーションがしっかりできていればプライマーを使わなくても3週間もたせることができるとされています。
酸を含むプライマーはおすすめできません。また、オフが大変になるためオフ時に自爪がダメージをうけやすくなります。
ジェルネイルの塗り方
プレパレーションが終わるとようやくジェルネイルを塗ることができます。
準備するもの
・ベースジェル
・カラージェル
・トップジェル
・ウッドスティック
・スパチュラ(カラージェルを混ぜる必要がある場合/つまようじで代用可)
・コットンまたはワイプ(カットしたキッチンペーパーやキッチンスポンジでも可)
1.ベースジェルを塗る
(1)爪の根元、サイドはジェルを薄くするように意識しながらベースジェルを塗ります。
※エッジ(爪先の断面)もしっかり塗りましょう。
※皮膚にジェルがついてしまった場合は、リフトの原因となるのでウッドスティックで取り除きます。
(2)ライトで硬化させます。
2.カラージェルを塗る
(1)かき混ぜる必要があるカラージェルの場合、スパチュラを使ってかき混ぜます。
※かき混ぜすぎると気泡が入ってしまうので注意しましょう。
(2)カラージェルを爪の中央から爪先に塗ります。
(3)カラージェルを根元部分とサイドに塗ります。
※あまり筆圧をかけないように注意し、表面を軽く撫でるように動かすのがポイントです。
※エッジ(爪先の断面)もしっかり塗りましょう。
※皮膚にジェルがついてしまった場合は、リフトの原因となるのでウッドスティックで取り除きます。
(4)ライトで硬化する
(5)2~4を繰り返します(二度塗りをします)
※カラージェルは一度で厚く塗ろうとせずに、2度塗りすることできれいに仕上がります。
3.トップジェルを塗る
(1)爪の根元、サイドはジェルを薄くするようにして塗ります。
※エッジ(爪先の断面)もしっかり塗りましょう。
※皮膚にジェルがついてしまった場合は、リフトの原因となるのでウッドスティックで取り除きます。
(2)ライトで硬化させます。
(3)未硬化ジェルをジェルクリーナーで拭き取ります。
(4)エッジ(爪先の断面)に引っかかる箇所がある場合はスポンジバッファーで軽く削る。
※引っかかるままにしておくとリフトの原因になります。
オフの仕方
ジェルネイルは2~3週間で交換をします。また、リフトしてしまった場合もすぐにオフする必要があります。
準備する物
・ファイル(150G)
・ジェルリムーバー(アセトン入りの除光液で代用が可能)
・コットン(カットしたキッチンペーパーでも可)
・アルミホイル
・消毒用エタノール(76.9%~81.4%)
・ネイルオイル
1.ジェルネイルの表面を削る
ファイルを使い、ネイルの表面を削ります。
※表面を削ることでジェルリムーバーを浸透させやすくします
2.ジェルリムーバーを爪に浸透させる
コットンにジェルリムーバーを染み込ませて爪の上に乗せ、アルミホイルを指先に巻き10分~15分待ちます。
※このとき、手袋をするとジェルリムーバーの浸透がよくなります。
3.ジェルを取り除く
柔らかくなったジェルをウッドスティックで取り除きます。
※自爪を傷つける可能性があるため柔らかい部分だけをオフするようにし、一度でオフできなかった場合は2~3を繰り返します。
4.消毒用エタノールで拭き取る
コットンに消毒用エタノールを含ませて指先を拭き取ります。
5.爪をケアする
ネイルオイルを使って爪のケアをします。
※オフしてからすぐに新しいジェルネイルをする場合は、リフトの原因になるためこの工程は省略します。
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セルフジェルネイルのデザインのコツ
ネイルサロンとセルフネイルの大きな違いは、利き手ではない手で、利き手のネイルをしなければならないことです。
そんなセルフジェルネイルのコツは、ネイルアートシールやラインストーンなどのお助けアイテムを使うことです。
単色のネイルの上にラインストーンを乗せるだけでエレガントにもなります。
カラージェルを塗ったあとにピンセットでネイルアートシールを爪に乗せ、トップジェルを塗るだけで完成します。シールを貼ったようにはまったく見えません。
ネイルアートシールは100円ショップでも購入できます。
線が繊細なほど、ネイルデザインのクオリティーは高くなります。お助けアイテムを使うことで、施術時間の短縮にもなります。
セルフネイル簡単に出来ちゃう?!おすすめデザインや100均を使ったやり方も!もぜひ参考にしてみてください。
最後に
「グリーンネイル」という言葉をご存知ですか?
グリーンネイルとは、爪が緑色に変色する感染症(カビ)のことを言います。
サンディングが必要なベースジェルを使うときにサンディングを怠ったり、消毒を怠るとジェルネイルがリフトし、菌の繁殖の原因となりグリーンネイルになる可能性があります。
少しリフトしたときに、ネイルの交換が面倒だからとそのままにしてしまうのは大変危険です。
グリーンネイルには痛みなどの自覚症状がありません。リフトに気づいたら、すぐにネイルをオフしましょう。また、爪の健康のために2~3週間でオフするようにしましょう。
ネイルサロンとは違い、自分の好きな時間に安くジェルネイルが楽しむことができます。
慣れてくると施術時間も短縮されます。セルフネイルの時間を楽しみながらいろんなデザインにチャレンジしていきましょう。
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HARU
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