ふと鏡を見て、
目の下のクマが気になる…
最近目の下のクマが目立つ気がする…
と感じることはありませんか?
クマがあると、それだけで疲れた顔に見えたり、暗く見える、あるいは老けて見えるといった印象を招きがちですから、メイクでその場しのぎのカバーだけでなく、早めにきちんと解消したいもの。
また、目の下のクマは、当然ながら濃くなれば濃くなるほど重症となりますから、まだ目立たない軽度のうちから改善することが大切でもあります。
そんな“目の下のクマ”と言えば原因はやっぱり寝不足やストレス?と思いがちかもしれませんが、実はクマにはいくつかパターンがあり、原因もそれぞれ違うのはご存知でしょうか?
そこで今回は、気になる目の下のクマのタイプと見分け方から、原因と改善方法まで詳しく解説しましょう。
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目次
目の下のクマとは?
目の下のクマには3タイプある!
一口に”目の下のクマ”と言っても、実は大きく分けて3タイプあります。
1つ目は、目の周りの血行不良による青いクマ、2つ目は、シミのように色素沈着が原因の茶色のクマ、3つ目は、加齢などによる目元のたるみが原因で目の下に影ができる黒いクマです。
これらのクマは、タイプごとにそれぞれ原因も解消法も異なりますから、クマに合わせたケアが必要です。
そのため、やみくもに解消法を試しても全く効果が出ないこともありますし、2種類以上のクマが混合しているパターンも考えられますから、はじめに気になるクマがどのタイプなのかを見極めることが解消の第一歩になります。
クマの種類の見分け方は?
クマは色で見分けることができますが、ぱっと見ただけではどのクマなのか分かりにくいことも。
そんなときは、見た目の色以外での見極め方を試してみるといいでしょう。
まず、青クマは目の周りの血行不良によるものなので、目の下を軽く押してみると血流が変化して色が薄くなるなど、多少色が変わります。
また、何らかの原因で目の周りの血行が悪くなっている状態ということですから、調子の良い日は出ないこともあります。
出る日もあれば出ない日もある…というときは青クマの可能性が高いといえます。
一方、茶クマは、シミやくすみのように色素沈着が原因ですから、基本的に消えたり表れたりすることはなく、触れてみても変化しないのが特徴です。
また、青クマ、茶クマはメイクでカバーしやすいという点がありますから、メイクで隠せるようならこのいずれかのクマと考えることもできます。
メイクで隠すのが難しい場合は、加齢などによる目元のたるみが原因の黒クマの可能性が高いといえます。
黒クマは、皮膚に色が着いているわけではなく、目元のたるみによって影ができ、それが黒く見えているだけなので、鏡の前で上を向いてみて、たるみが流れると目立たなくなるようなら黒クマと考えられます。
しかしながら、前述の通り、複数のクマが混合していることもありますから、自分ではどのタイプかはっきりわからないという場合は、クリニックなどで専門家に判断してもらうといいでしょう。
青クマとは?
青クマの原因は?
目の周りの毛細血管の流れが悪く、目の下の薄い皮膚から滞った血液が透けて見えている状態の青クマは、寝不足やストレスが原因とよく言われる一般的なクマです。
しかし、青クマの原因にはこれら以外にもいくつかあり、不規則な生活習慣や、体の冷え、疲労や体調不良、また、パソコンやスマートフォンの使いすぎによる眼精疲労やドライアイなどもあります。
青クマの改善方法は?
青クマの解消法としては、十分な睡眠をとり、体も目も休めるのはもちろん、血行不良を改善するために、蒸しタオルなどで目元を温めるのも効果的です。
やり方は、水に浸したタオルを絞り、電子レンジで熱すぎない程度に温め、目の上に載せるだけですから手軽にできますが、熱すぎるのは危険ですから、気持ちが良いと感じる程度の温度にしましょう。
また、血液は全身をめぐるわけですから、一部だけを温めるのではなく、普段から体を冷やさないようにすることも大切です。
半身浴や適度な運動で体を温めたり、なるべく冷たい食べ物、飲み物は避け、小松菜やほうれん草、生姜、海藻類など、血行促進効果や血液をサラサラにしてくれる効果のある食べ物を食事に取り入れるのもおすすめです。
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茶クマとは?
茶クマの原因は?
紫外線などによって色素沈着を起こし、目の下の小さなシミやくすみとなっている茶クマは、わかりやすく言えば目元の日焼けといった状態です。
また、この色素沈着は、目の周りの薄くデリケートな皮膚をこすったりしたときのまさつによるダメージや、化粧品による刺激、お肌のターンオーバーの乱れなどが原因のこともあります。
茶クマの改善方法は?
茶クマは一度目立ち始めると、消すのは難しくなりますから、普段からサングラスなどで目元の紫外線をカットしたり、洗顔やスキンケアなどの際に皮膚をこすらないように注意するといった予防が大切です。
メイクの汚れの落とし残しや、肌に合っていない化粧品による刺激が色素沈着の原因になってしまうこともありますから、この点も気をつかいましょう。
茶クマをすぐに解消するには、エステやクリニックなどで専門家に相談するのがおすすめです。
自分でできるセルフケアとしては、基本的にはシミ対策と同じように、美白効果のある製品でケアすることが、色素沈着を和らげるのに効果的です。
また、お肌のターンオーバーの乱れを解消し、お肌を正常な状態に戻すためにも、食事や睡眠といった生活習慣を見直すことも大切です。
特に睡眠不足はターンオーバーを乱す原因になりますが、このお肌の新陳代謝が上手くいかなくなると、色素沈着を起こすメラニン色素が排出されにくくなってしまい、茶クマを招くことになってしまうのです。
食事では、パプリカやブロッコリー、キウイやレモンなど、メラニン色素の生成を抑える効果のあるビタミンCを多く含む食材を積極的に摂るのがおすすめです。
黒クマとは?
黒クマの原因は?
黒クマは、加齢などにより、元々薄くデリケートな目の下の皮膚がさらに薄く弱り、たるむことによって、目の下に影ができ、黒く見えることが原因です。
また、黒クマは生まれつき骨格などの影響で目立ちやすいこともありますから、必ずしも加齢だけが原因ではなく、若い方でも見られる場合があります。
黒クマの正体は影ですから、皮膚表面の問題ではないものの、それだけにメイクで隠しづらいクマでもあります。
黒クマの改善方法は?
主に加齢が原因の黒クマは治しにくく、すぐに解消するには、やはりエステやクリニックなど、専門家に相談するのがおすすめです。
自宅でできるセルフケアとしては、基本的にはアンチエイジングがメインになります。
黒クマは、お顔のむくみが加わるとより目立つ場合もありますから、まずはお顔のむくみを解消することや、たるみを予防するために適度な表情筋トレーニングを行うのも効果的です。
また、お顔のたるみは、全身の皮下脂肪の増量が原因ということもありますから、ウォーキングといった有酸素運動を日常に取り入れることで、体だけでなく、自然とお顔のたるみも解消されやすくなります。
食事では、ハリのある肌を作るのに欠かせないコラーゲンや、アンチエイジングに効果的な抗酸化物質を含む、緑黄色野菜やブルーベリーなどの果物、大豆、海藻類などを積極的に摂るのがおすすめです。
最後に…
気になるクマを解消するために、自分でできる予防策や改善方法についてご紹介してきましたが、目の下のクマは、皮膚が薄くデリケートな目元のトラブルですから、エステやクリニックを利用して専門家と解消法を相談するのが有効な手段でもあります。
特に、茶クマや黒クマ、複数の種類が混合しているクマの場合など、なかなかセルフケアだけでは改善しないという場合は一度相談してみるのがおすすめ。
エステでのフェイシャルマッサージでは、美容成分を補給しながらのマッサージなど、自宅ではできないケアをしてもらえますし、クリニックではクマの状態に合わせた治療を行ってもらえます。
クマの悪化を防ぎ、早めの解消を目指すためにも、”セルフケアでなかなか良くならない…”という場合は、悩まず一度専門家に診てもらうことも検討してみてくださいね!
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HARU
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