貴方は1日に何回食事をしますか?
多くの方は「朝・昼・晩」の3回食事をすると答えると思います。
最近では1日5食ダイエットと言って、血糖値を安定させるために、5回食事をする方もいらっしゃるそうです。
中には「家事や仕事で忙しいから朝食は食べない」と言う方もいらっしゃるでしょう。
今回ご紹介するのは、夜食べないというシンプルなダイエット方法です。
ですがポイントは、18時以降は食べないということです。
18時以降に食べないというダイエット方法を抑えることで、しっかり痩せることが出来るのです。
また、欠食するわけではないので、健康的にも安全なダイエット方法となっています。
なぜ18時以降に食べないのか、そしてメリットデメリットも含め、成功しやすくするためのポイントもご紹介していきたいと思います。
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目次
夜食べないとどんな効果があるの?
(1)カロリーの蓄積を抑える
地球上の多くの生物は、日中活動して、疲れを癒すために夜に寝ます。
などの夜行生物の場合も、活動した後は睡眠によって、体力や傷を回復させますよね。
その活動している間は、摂取したエネルギーが筋肉や臓器などによって消費されますが、寝ている間は、動かす筋肉の割合が減るため、日中に比べて消費カロリーが少なくなります。
なので、夜食を食べていた方にとっては、摂取カロリーを減らすことが出来る、ということなのです。
(2)胃を休ませる
ではなぜ「18時以降」なのかというと、胃を休ませる時間を確保するためです。
今まで夜遅くまで食事をしていた方や、飲み会に参加していた方は、夜遅くまで胃を働かせていましたね。
食事を終えて寝れば、胃も休まるというわけではなく、さっきまで食べていたごはんやお酒を消化するために、貴方が寝ている間も胃は動き続けます。
しかしそれにも限度があるので、朝起きたら「なんとなく胃が重い」とか「寝たのに疲れが取れていないような気がする」と感じる方も多いと思います。
ですが、夜18時以降に食べないという生活を送ると、寝るまでに胃が食べ物を消化する時間が確保されます。
そして、消化不良を起こして目覚めた朝とは違い、「すぐに活動できそうなくらい体が軽い」と感じることが出来るでしょう。
例えば、朝6時にご飯を食べる方は、昨晩の18時以降から約12時間は胃の中に食べ物を入れていないということになりますね。
1日3食しっかり食べていると、胃は1日中働きっぱなしですが、12時間空けるだけでもプチ断食の効果があります。
もともと「消化する」という行為は、大変エネルギーのいる作業なのですが、プチ断食をすることによって、夜遅くに食事をしていることによって使われていたエネルギーを、他の事に使うことが出来るため、胃を休ませるという効果だけでなく、免疫システムの活性や肌の再生などにも充てられます。
(3)生活リズムを整える
18時までに食べると意識することで、生活リズムが整いやすくなる効果も期待できます。
実はこの、生活リズムを整えるということは、ダイエットにおいて重要な要素なのです。
欠食したりしなかったりする、夜に寝る時間がバラバラ、という方は、実は糖尿病になりやすいという事をご存知でしょうか。
欠食をすることのデメリット
欠食すると体は飢餓スイッチが入り、次の食事でドカ食いをしがちです。
そしてドカ食いをすると胃に負担がかかるがけでなく、インスリンの分泌が多くなり、膵臓に負担をかけます。
また空腹状態になってからのドカ食いなので、脂肪を溜め込みやすくなってしまいます。
普通の食事でもたくさん食べすぎてしまうのですが、飢餓スイッチが入ると、満腹中枢がおかしくなってしまっているので、甘い物が止まらなくなります。
欠食をすることなく食べていた場合は、自分の体調に合わせて食べる事が出来ますが、欠食をすることで、エネルギーを十分に補給できていないと体が感じ、いつも食べていた量では満腹と感じにくくなるのです。
例えば、ケーキやパン、お菓子など、これらの食品は糖質と脂質を多く含んでいるので、基本的にカロリーは高めですが、満腹中枢が正常に働かない場合は食べすぎてしまい、脂肪を蓄積する原因となります。
睡眠時間が短いこととダイエットの関連性
睡眠時間が短いという方はご注意してください。
夜更かしをすると体脂肪率や血中脂質が高くなる傾向があるのです。
そして、睡眠不足は食欲を誘発させるので、必要以上に食べすぎてしまいます。
また、睡眠不足によって食事を摂りすぎてしまうだけでなく、「セロトニン」と呼ばれるホルモンの分泌が低下します。
この「セロトニン」とは、神経伝達物質のひとつですが、「幸せホルモン」とも呼ばれており、貴方の感情をコントロールする働きを持っています。
怒りや悲しみ、喜びや驚きなどの感情をコントロールしているので、「なんとなくだるい」「なにもしたくないな」と感じるようであれば、セロトニンが不足しているのが原因の一つかもしれません。
そしてセロトニンの不足を補うために、体は別の方法から「嬉しい」とか「楽しい」と思わせようと頑張ります。
貴方は甘い物を食べた時に「幸せ」だと感じませんか?
セロトニンは、トリプトファンと呼ばれるアミノ酸を原料にして合成されます。しかし、この栄養素を脳に運ぶにはぶどう糖が必要になります。
甘い物を食べる事でぶどう糖が体に補給され、トリプトファンを脳に運ぶことが出来ることから、ついつい甘い物に手を出してしまうのです。
これはうつ病患者にも診られる傾向で、セロトニンを補おうとして甘い物を食べますが、その際に分泌されるセロトニンは一時的にすぎません。
なので、継続的にセロトニンを維持させようと甘い物を求めるため、「一度食べだしたら止まらない」という現象が起きるのです。
これを防ぐためには、睡眠を十分にとるだけでなく、ごはんをしっかり食べるようにしましょう。
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朝食はどんなものを食べればいいの?
18時以降食事をしないとなると、お腹はぺこぺこですよね。
ですがその状態のままいきなり白米から手を付けると、血糖値が急激に上昇し、インスリンが大量に分泌されてしまうので、まずは野菜やスープから手を付けるようにしましょう。
朝は身支度や家事で忙しい時間帯だと思います。
なので「料理を作っている暇なんてないよ」という方は多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、前日に作っておくことと、納豆や豆腐などの手軽に食べる事が出来る食品を組み合わせるという事です。
食中毒菌に気を付けるため、十分に加熱調理を行い、余熱を冷ましてから冷蔵庫へ入れるようにしましょう。
そして朝、電子レンジを使って再加熱をすれば手軽に食べることが出来ます。
18時前までに食べれない場合は?
お仕事の関係で、18時前までに夜ご飯を食べる事が出来ないという方も多くいらっしゃると思います。
その場合は、間食にお菓子を用いるのではなく、おにぎりを食べるようにしましょう。
そして、帰ってきた時に食べるものは、野菜サラダやスープなど、胃に負担をかけないような食べ物にするのがオススメです。
よく噛んで食べるようにしてくださいね。
最後に
いかがでしたか?
今回ご紹介した「夜食べないダイエット」は、18時までに食事を終えるという方法でした。
胃を休ませるだけでなく、睡眠を妨げない効果やカロリーの蓄積を抑える効果があることが分かりました。
時間をうまく活用してダイエットが成功できるといいですね。
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HARU
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