貴方はダイエットをする時、何に気を付けていますか?
「食べないように我慢する」「消費カロリーを増やすために運動する」「油をカットする」
それらの多くは、我慢をしてダイエットに臨みます。
しかし、それではストレスが溜まりませんか?
今回ご紹介する「もやしダイエット」は、もやしを食べるだけで簡単にダイエット効果を得られる方法です。
もやしといえば安価で、お鍋や炒め物、お浸しなど様々なレシピで大活躍する優秀な食材ですよね。
どのように食べたら効果があるのか、そして簡単なレシピも併せてご紹介していきたいと思います。
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目次
もやしダイエットはどんな方法?
「もやしダイエット」とはその名の通り、もやしを食べるダイエットです。
貴方は食事を摂る時、何から順番に食べていきますか?
実はダイエットをする時は、お米から食べるのではなく、野菜から食べるようにすると、
血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンが大量に分泌されるのを防ぐことが出来ます。
ではなぜ、お米から食べると血糖値が急激に上がるのか。それには、
GI値(グリセミック・インデックス(Glycemic Index))が関係しています。
GI値とは食べ物が体内で糖に変わった時の、血糖値の上がりやすさを計測したものです。
これによると、白米や食パンは高GIに位置し、もやしをはじめとした野菜類(かぼちゃや人参、ジャガイモなどは除く)は低GIに位置します。
低GIの食品から食べる方が、血糖値が上がりにくいのです。
そしてインスリンは、消費し切れなかった糖を脂肪に変換し、脂肪細胞に蓄える作用があるため、大量に分泌されると肥満の原因となります。
このことから食事の際はもやしから食べるようにするといいでしょう。
もやしダイエットの効果は?
もやしは、小松菜やニンジンに比べて色素が薄いため、本当に栄養素が含まれているのかと、疑問に思う方もいると思います。
ところが、もやしにはカリウムをはじめ食物繊維やビタミンCが含まれています。
また「アスパラギン酸」と呼ばれるアミノ酸の一種が含まれています。
このアスパラギン酸は、体内でたんぱく質や尿を合成する他、身体にとって毒性であるアンモニアの排出に関与したり、肝機能を高める作用があるなど、さまざまな働きをします。
そして100gあたりのカロリーが低い上に量があるので、お腹を満たしやすく、さらに安価で手に入れることが出来ます。
このことから、体重を減少させるだけでなく、むくみや便秘改善をはじめとした美容効果が期待できます。
もやしの種類によって栄養が異なる?
スーパーで販売されているもやしは一種類だけでなく、「大豆もやし」「ブラックマッペもやし」「緑豆もやし」などがありますよね。
これらは価格が異なるだけでなく、含まれている成分の量も各々違います。
大豆もやし
大豆を種子として発芽させた「大豆もやし」は、他の種類のもやしと比べて、食物繊維やたんぱく質、カリウムなどを多く含み、大豆イソフラボンを含有しています。
栄養成分が優れているだけでなく、噛みごたえもあるので、お腹を満たしやすいと言えます。
ブラックマッペもやし
3種類のなかでも細身で食べやすく、料理において味を絡めやすいです。
またビタミンCを多く含んでいるため、茹でて湯切りする調理方法では、せっかくの栄養素を損失させてしまいます。
よって、スープやお鍋にするなど、湯を捨てない調理方法がおすすめです。
緑豆もやし
緑豆は春雨の原料としても使用されています。
スーパーに最も出回っているもやしであり、3種類のなかでも特にみずみずしく、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
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もやしダイエットの注意点
もやしダイエットを行うにあたり、注意しなければいけない点があります。
その1 もやしばかり食べないようにしよう
もやしは安価で低カロリー、さらに量があることから、ダイエットする時はもやしばかり食べがちです。
急いで体重を落とそうとするあまり、一日の食事内容がもやしだけ、という事になると、確かに体重は落ちます。
しかし、必要な栄養素はカバーしきれていないので、筋肉はやせ細り、肌がボロボロになります。
また急激な体重減少はリバウンドを招きます。
飢餓スイッチの入った体は、栄養を吸収しやすくなるので、元の食事に戻すとあっという間にリバウンドするでしょう。
また栄養不足に備えるため、必要以上に食欲が増したり、甘いものが欲しくなります。
こうならないようにするには、体重を落としたいからと言って、もやしだけを食べないようにして下さい。
お肉やお魚などのたんぱく質、適度な糖質を取ることをオススメします。
また筋肉が細くならないよう、ストレスが溜まらない範囲での運動をしましょう。
「普段はエレベーターを使っているけれど、階段を使おうかな。」
などの些細でも体を動かそうとする心がけが大切です。
その2 料理に使用する塩分に気を付けよう
もやしはみずみずしく、癖のない味が特徴的で、調理したもやしにしっかりと味を付けようと、ついつい味が濃くなりがちです。
しかしダイエットはカロリーを減らせばいいというものではありません。
その食事に使われた塩分が、貴方のダイエットを妨げているかもしれないのです。
なぜ塩分の多い食事がむくみを招くのか
塩分は体内でナトリウムになります。
このとき体内の浸透圧を保つために、水分を貯留するように体が機能するため、むくみが発生するのです。
ところが、ナトリウムは筋肉の働きを調節したり、細胞の浸透圧を一定に保つために必要です。
スポーツをしていると、脚が痙攣したり、めまいが起こることがありますよね。
これは汗をかくことで、水分と共にナトリウムが流れ出し、体内に必要なナトリウムが不足しているためです。
このことから、塩分は私たちの体が正常に働く為に必要な物ですが、先ほども述べたように、ナトリウムは摂りすぎると体内に過剰な水分を溜め込むことになります。
もやしダイエットに使える簡単レシピ
もやしと豚肉の炒め物(1~2人前)
・ブロッコリースプラウト 1/2箱
・豚ロース肉 4枚~6枚程
・サラダ油 適量
・塩、胡椒 適量
・だし醤油 適量①ブロッコリースプラウトは根元を切り、軽く洗う。
キッチンペーパーで水分を取る。
②豚ロース肉は一口サイズに切る。
③フライパンを熱し、サラダ油を引く。
②を入れ、両面に焼き色が付き、火が通ったら一度皿に取り出す。
④③のフライパンでもやしを炒めたら、ブロッコリースプラウトも加える。
⑤皿の豚ロース肉を戻し、塩と胡椒を振り掛ける。
⑥火を止めたらすぐにだし醤油をフライパンの淵から回し掛け、軽く混ぜたら出来上がり。
もやしと小松菜のお浸し(1~2人前)
・小松菜 1束
・油揚げ 1枚
・水 200cc
・顆粒だし 適量
・みりん、酒、薄口醤油 各大さじ1
・砂糖 小さじ1
・濃い口醤油 少々① 小松菜は洗って汚れを落とし、食べやすい長さに切る。
油揚げは熱湯をかけて油抜きし、短冊切りにする。
② 鍋の水が沸騰したら、もやしと①を加える。
時折かき混ぜて、火の通りにムラが出ないようにする。
③ 火が通ったら砂糖、みりん、酒を加える。
次に顆粒だし、薄口醤油、濃い口醤油を加え、ひと煮立ちさせて火を止め、蓋をして味を馴染ませる。
最後に
もやしダイエットは簡単に痩せることが出来る方法ですが、やり方によっては栄養不足を招きかねません。
たんぱく質や炭水化物も取り、使用する調味料の塩分などにも気を付けて、ダイエットを行ってくださいね。
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HARU
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