女性に多い冷え性は、実は、日本人女性の7割が悩んでいると言われるほど、多くの女性が抱える健康問題のひとつ。
冬の寒い時期だけでなく、夏は冷房による冷えなども多く、年中悩んでいる方も多いことでしょう。
また、冷え性は、放っておくと、そこから様々な不調や病気を招く危険もあります。
そんな冷えに悩む一万人もの女性を治療してきたという、”冷え改善のスペシャリスト”である女医さんが考案し、テレビなどで話題になっているのが「333入浴法」。
333入浴法は、冷え性改善だけでなく、ダイエットにも効果的なことから、女性に大変注目されている入浴法です。
ただし、やり方を間違えると効果がなかったり、やりすぎは体に危険という場合もありますから、効果的に実践するにはいくつか注意事項もあります。
そこで今回は、話題の333入浴法について、その驚きの効果から、詳しいやり方、気をつけたい注意点まで、詳しくご紹介しましょう。
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目次
333入浴法とは?
333入浴法のやり方はとても簡単で、40℃~42℃に固定したの熱めのお湯に、肩まで3分間浸かり、そのあと3分間お湯から出て、再び肩まで3分間浸かり、また3分間出るといったように、3分間浸かる、出るを3セット繰り返すだけ!
333入浴法の”333”とは、3分間、3分間を3セットというところからきています。
333入浴法のやり方
- ⑴ 3分間肩まで浸かる
- ⑵ お湯から出て3分間待つ(この間に顔や髪を洗う)
- ⑶ 再び3分間肩まで浸かる
- ⑷ お湯から出て3分間待つ(この間に体を洗う)
- ⑸ 再び3分間肩まで浸かる
- ⑹ お湯から出る(入浴終了)
ここまでにかかる時間はわずか18分!
しかし、これだけで体が温まるだけでなく、ジョギングなら30分、ウォーキングなら1時間分に相当する300kcalが消費できるというから驚きの入浴法なのです。
333入浴法の効果とは?
333入浴法は、熱いお湯に肩まで3分間浸かる全身浴ですが、このとき水圧によって全身にある程度の負荷がかかり、そのあとお湯から出ると、その水圧から体が一気に解放されます。
これが333入浴法のポイントで、水圧から解放されたときに、体の血流が一気に巡るようになり、短時間で瞬時に温める効果があるのです。
軽いウォーキングなどの運動では、体の血流を徐々に良くしていきますが、333入浴法の場合は、この血流を良くする効果を、お湯から出たときにすぐ得ることができます。
そのため、333入浴法は、軽い運動に相当するエネルギーを消費でき、運動と似た効果があるというわけなのです。
また、体を温める入浴法といえば、ぬるめのお湯に30分~1時間程度浸かる半身浴も有名ですが、お湯の温度を一定に保ったり、浴室の室温を高く保ったり、といったルールを守れていないと、かえって体を冷やしてしまう原因になることもあります。
その点、333入浴法では、わずか18分という短時間で、簡単に体を温めることができるので、忙しくて入浴に時間をとりにくい方にもぴったりです。
代謝アップ!
さらに、333入浴法は、1日でも効果を実感できると評判ですが、続けることで、体の新陳代謝をより良くしていくことができます。
333入浴法は、お湯の温度が高めなので汗をかきやすく、効率よく代謝を上げることができますが、これを続けていくことで、汗腺が開きやすくなって、より代謝の良い体へと導いてくれるのです。
冷え性改善!
代謝が良くなると体温が上がるほか、体の末端まで血のめぐりが良くなることで、冷え性改善の効果がありますし、体が温まって血流がスムーズになると、肩こりや腰痛、頭痛の解消にも効果的です。
むくみ・便秘の解消!
また、新陳代謝が悪く、血液の循環も悪い状態では、体内の老廃物をためこみやすく、その結果、むくみや便秘といったトラブルも起こりやすくなりますが、新陳代謝を良くすることは、これらの改善にもつながります。
333入浴法では、体の外側だけでなく、内側からもしっかりと温めることができるので、発汗作用といったデトックス効果があるほか、内臓の冷えを解消することで、体内の機能も高めることができますし、血流が良くなると胃腸の働きも活発にすることができますから、むくみや便秘に悩む方にもおすすめの入浴法と言えるでしょう。
さらに、便秘を解消し、体が内側からきれいになると、お肌の悩みの解消にもつながって美肌効果も得られますから、良いことづくめ!
ダイエットにも!
そして、前述のとおり、333入浴法は、血流を一気に良くすることで、簡単に運動効果が得られるうえ、脂肪燃焼効果もありますから、ダイエットが気になっているという方や、ダイエットはしたいけれど、厳しい食事制限や、ハードな運動は苦手という方にもおすすめの入浴法なのです。
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333入浴法の注意点とは?
美容や健康に良い効果が盛りだくさんの333入浴法ですが、実践するには気をつけたいポイントもあります。
まず、333入浴法は、一気に血液循環を良くするという特徴ゆえ、高血圧の方や、心臓に疾患のある方は大変危険です。
また、もっと効果を上げるためにお湯の温度をより高く設定してしまうと、体への負担が大きくなりすぎてしまい、貧血やめまいを引き起こす恐れがありますから、やりすぎも危険です。
その一方で、333入浴法では、熱めのお湯(40~42℃)に肩までしっかり浸かるのが大原則ですから、逆にこれよりお湯の温度が低すぎたり、肩までしっかり浸からなければ、十分な効果は得られなくなってしまいますから注意しましょう。
333入浴法の前後もポイント!
333入浴法を取り入れるときは、その前後にもポイントがあります。
たっぷり水分補給を!
まず、333入浴法では、たくさん汗をかくため、終了後はもちろん、始める前にもたっぷりと水分補給するのを忘れないようにしましょう。
333入浴法では、血流を良くする効果がありますが、体の水分量が少なく、血がドロドロの状態では、血管をつまらせる原因になりかねませんから、コップ1杯の水分補給をしてから始めるといいでしょう。
水分補給をしておくことで、発汗が促されるという効果もあります。
また、お風呂上がりは、冷たい飲み物が欲しくなるかもしれませんが、冷たい飲み物はせっかく温まった体を冷やしてしまいますから、常温の水や白湯を選ぶのがおすすめ。
333入浴法は眠る2時間前までに!
次に、333入浴法のあとは、交感神経の働きが活発になるため、その後すぐは眠りに入りにくく、熟睡しにくい状態になります。
ですから、333入浴法を実践する場合は、眠る時間の2時間前までには済ませておくようにしましょう。
入浴後は、交感神経を抑えて、副交感神経を活発にさせ、体をリラックス状態にするため、読書や軽いストレッチをしてのんびりと過ごすのがおすすめ。
そのほか、静かな音楽を効く、安眠やリラックス効果のあるアロマの香りを活用する、安眠効果のあるホットミルクやココアを飲む、スマートホンやパソコンを見ないといったことも、体をリラックスさせるのに効果的です。
最後に
333入浴法では、お湯の温度が高いため、交感神経が活発になり、食欲が抑えられるという効果もあるのだとか!
ただし、食後すぐの入浴はおすすめできないので要注意!
食後は、消化のために胃に大量の血液が必要になりますが、入浴中はこれを妨げてしまうため、胃液の分泌が弱まり、胃腸の働きも滞ってしまうといいます。
ですから、消化不良などを起こさないために、食後すぐの入浴は避けるのが無難と言えます。
また、入浴後は、胃腸の活動が弱まり、消化の働きも落ちている状態ですから、入浴後すぐの食事も避けたいもの。
333入浴法を取り入れる際は、ぜひその前後の生活スケジュールも少し考慮して、賢く実践してみてくださいね!
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HARU
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