日焼け止めの正しい塗り方を知っていますか?

4月から9月にかけて紫外線量の強さはピークになります。

紫外線はシミ、しわ、たるみなどのいろいろな肌トラブルを引き起こします。

紫外線から肌を守るための日焼け止めの塗り方、順番や下地についてご紹介します。

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日焼け止めの塗り方(顔)と順番

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いつも通りのスキンケアをする

まず、基礎化粧品でいつも通りのスキンケアをします。

日焼け止め前のスキンケアは、日焼け止めの刺激からお肌を守るためでもありますのでしっかり行いましょう。

そして、ここで大切なことはスキンケア後にスキンケア成分が肌に浸透するまで少し時間を置くことです。

肌の表面を触ってみて、ベタベタせずにしっとりとしていたら浸透したサインとなります。

日焼け止めを手の甲に出す

日焼け止めが振るタイプの場合、成分が容器内で分離していますので、日焼け止めの本来の効果を出すためにしっかりと振りましょう。

※振る回数の目安は10回以上です。

日焼け止めを手の甲に出します。こうすることで顔に塗る分とそれ以外に塗る分を一度に出すことができ、容器を汚さず清潔な状態にできます。

顔に日焼け止めを塗る

おでこ、頬、鼻筋、あごに日焼け止めを置き、力を入れずに内側から外側へ優しく塗り広げます。

力が強いと、肌への刺激となり、シミ、しわ、顔のたるみ、などいろいろな肌トラブルの原因となりますので優しく塗ることを常に意識しましょう。

日焼け止めは薄く塗ってしまうと効果も薄れてしまいますので、おでこや頬などの日焼けしやすい箇所はしっかり塗りましょう。

また、髪の生え際は塗り残しやすいため、塗り残しがないように意識しながら塗りましょう。

日焼け止めが馴染んでからメイクをする

日焼け止めが肌に馴染んだら、下地をつけてメイクをします。

日焼け止めが馴染んでない状態でメイクをすると、メイクがよれてしまいます。

時短をしたい場合は、日焼け止め効果のある下地に変えましょう。

そうすることで、日焼け止めと下地が一度で済みますし、メイクもよれにくくなります。

日焼け止めの塗り方(首・腕・脚)

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顔だけでなく、首にも日焼け止めを塗りましょう。

デコルテや耳の後ろにもしっかり塗ります。

首のしわは見た目年齢を更けさせますので、顔と同じようにスキンケアが必要な部位です。

首にしわができないように日焼け止めを塗ることはとても大切です。

首に塗る際は、髪の毛に日焼け止めがつかないように、下から上に向かって塗るといいでしょう。

日焼け止めを腕に塗る際は、日焼け止めを外側に一直線にして出します。そこから全体的に塗り広げていきます。

手のしわは、見た目年齢を老けさせますので、手の甲にもしっかり塗りましょう。

日焼け止めを脚に塗る際は、腕と同様に日焼け止めを外側に一直線にして出します。そこから全体的に塗り広げていきます。

ストッキングを履いていても紫外線は肌に届いてしまうため、しっかりと塗る必要があります。

日焼け止めの塗り直し方(1)

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パウダー

崩れ方がひどくない場合は、UVフェイスパウダーを使って塗り直します。

私はプライバシーのUVフェイスパウダーを使っています。

購入時に数種類のテスターを試しました。塗りやすいこと、塗り心地がよいこと、見た目がきれいに仕上がることからプライバシーのUVフェイスパウダーを選びました。

SPF50で刺激が強めですが、ファンデーションの上から使用するため、肌への刺激は弱まりますのでおすすめのアイテムです。

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スプレー

スプレータイプの日焼け止めは、顔だけでなく背中や髪など部位を選ばずに手軽に使えます。

顔に直接吹きかけるタイプと、一度手にとって塗るタイプのものがあります。

手に取って塗るタイプのスプレーの場合は少しずつ指先で肌にのせていくようにしましょう。

一度手に取って塗るタイプよりも直接吹きかけて使うガスのタイプのスプレーはメイクがよれにくくおすすめです。

私は、強い刺激を受ける日にはビベッケの全身まるごとサラサラUVスプレー(無香料)を愛用しています。

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日焼け止めの塗り直し方(2)

こちらは、一般的な日焼け止めの塗り直し方です。

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パウダーファンデーションのパフで、内側から外側によれたファンデをなじませてから日焼け止めを少量ずつ塗ります。

1~2分おいてからティッシュ軽くおさえてから、ファンデーションを内側から外側に向けて塗っていきます。

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紫外線の種類

太陽光に含まれる紫外線には3種類あります。

それぞれ波長が異なり、波長の長い順に、UV-A、UV-B、UV-Cがあります。

UV―Cは地上に到達しないため、私たちが防がなければならない紫外線は、UV―AとUV-Bの2種類ということなります。

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UV-A

主に老化を進める紫外線はUV-Aだと言われています。

波長が長く、肌の奥深くにある真皮層に到達し、コラーゲンやエラスチンを変成や劣化をさせて肌弾力を失わせます。

そして、肌弾力を失うことで、顔のたるみやしわとなります

また、肌が黒くなる日焼けはUV-Aによるものです。

UV-Aは、天候がどうであれ、照射量はかわりません。つまり、曇りの日でも地上に到達します。

UV-B

UV-Bは波長が短く、真皮層でコラーゲンやエラスチンを変成や劣化をさせることはありません。

しかし、表皮にあるメラニン細胞を活性化させ、シミ、そばかすやくすみの原因となります。

UV-Bは、曇りの日やガラス窓によりある程度防ぐことができます。

紫外線の防止効果を表す指標

紫外線の防止効果を表す指標はPAとSPFです。

日焼け止めを買うときは自分の肌や使う場所によって強さを選ぶ必要があります。

強すぎては肌への刺激となり、弱すぎては日焼けをしてしまいますので慎重に選びましょう。

PA

UV-Aの防止効果を表す指標で、効果別に4段階に分けられます。

PAは紫外線を浴びた皮膚が黒くなる原因を防ぎます。

どのようなシーンで使うかによって、日焼け止め選びをするときの参考としてください。

PA+

日常生活(散歩や通勤)

PA++

屋外での活動

PA+++

海やリゾート地などで炎天下での活動

PA++++

紫外線が非常に強い場所での活動

SPF

SPFはUV-Bの防止効果を表す指標です。

紫外線を浴びた皮膚が赤くなるのを何倍防ぐことができるかを表す数値です。

例えば、赤い斑点が現れるまでに20分かかるひとがSPF30の日焼け止めを塗った場合は次のようになります。

20分×SPF30=600分(10時間)

日焼け止めの主成分

日焼け止めの主成分には2種類あります。

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紫外線吸収剤

紫外線UV-Bを吸収するタイプの日焼け止めです。

紫外線を防ぐ効果が強い反面、アレルギー反応が起きることがあります。

肌が弱いひとは「ノンケミカル」「紫外線吸収剤未使用」と記載されている日焼け止めを選ぶようにしましょう。

肌への刺激は強くなりますが、白浮きしないというメリットがあります。

紫外線散乱剤

紫外線UV-AとUV-Bを反射するタイプの日焼け止めです。

白浮きしてしまいますが、低刺激というメリットがあります。

光老化

紫外線の影響により起こる老化を光老化といいます。

光老化は、シミ、しわ、顔のたるみ、くすみ、肌のざらつきなどがあり、紫外線が当たる部分に症状がでます。

肌の老化の80%は光老化といわれています。

つまり。紫外線対策を完璧にできれば、肌老化の80%を防止することができるのです。

紫外線対策がいかに大切なのかがよくわかりますね。

最後に

日焼け止めをしっかりした場合、その分しっかりと洗顔をする必要があります。

詳しい洗顔方法については洗顔の泡立て方のコツ!手やネット、おすすめの道具もレクチャー!をご参考ください。

美肌を目指すひとには、肌老化の大部分を締める光老化を防ぐことはとても重要なことです。

日差しの強い季節と比べて冬や曇りの日の紫外線量は少なくなりますが、光老化をさせる紫外線はしっかり届いています。

日差しの強い季節だけでなく、1年を通しての紫外線対策をしましょう。

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HARU

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