テレビや雑誌などでも見聞きすることの多いフレーズ、透明感のある肌

憧れの女優やモデルを見ていて、こんな透明感のある肌になりたい!と願わずにはいられないという方、多いのではないでしょうか?

しかし、「そもそも”透明感のある肌”とはどんな肌のこと?」、「透明感のある肌へ近づくためには、スキンケアや食事はいったいどうすればいい?」…などなど、何から手をつけていいかわからないとあきらめてしまってはいませんか?

そこで今回は、憧れの”透明感のある肌”の作り方について、スキンケアから食事のポイントまで、詳しくご紹介していきましょう。

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透明感のある肌とは?

そもそも、透明感のある肌を作るには、どういう状態の肌を目指せばいいのでしょうか?

まず、お肌の透明感とは、お肌の内側から輝くようなツヤや潤いのことで、透明感のある肌とは、お肌のキメが整っていて、毛穴が目立たず、なめらかでハリや弾力があり、血行が良く、ふっくらとしていてみずみずしい状態の肌のこと。

これは一見、ハードルが高そうに見えますが、言い換えれば、色白さんや色黒さんに関わらず、内側から輝く健康的な肌ということです。

透明感のある肌を目指すには、”内側から輝く”ということが大きなポイントですから、メイクに全てを頼ったり、1日で叶えようとするのではなく、正しいスキンケアや食事といった毎日の積み重ねが肝心なのです。

スキンケア編

スキンケアは保湿重視!

透明感のある肌といえば、何といっても、うるおいがあり、肌に水分が行き渡っていることがポイント。

これを手に入れるためにスキンケアで重視したいキーワードは、やはり保湿です。

化粧水はケチケチせずに使い、お肌に十分な水分を与え、乾燥を防ぐクリームなどでしっかりキープすれば、たっぷりと水分を含んだうるおいのある肌を保つことができます。

化粧水は手のひらまたはコットンでパッティングしますが、水分の吸収率を上げることができるローションパックも効果的

また、洗顔で顔をすすいだあとは、お肌が湿っている間にすばやく保湿することで、水分がお肌の角質層までより届きやすくなります。
効果的な洗顔法については朝の洗顔は水だけがいい?化粧水や毛穴の汚れは?もご参照下さい。

お風呂上りは、肌の温度も上がり、内側の水分が蒸発しやすい状態なので、ひんやりとするくらい化粧水で水分補給するのがおすすめ。

保湿ケアを徹底することで、お肌の表面に備わっているバリア機能が整えられたり、お肌の新陳代謝を活発にするという効果もありますから、単にうるおうだけでなく、目立つ毛穴や吹き出物といった肌トラブルの改善にもつながります

保湿成分配合の美容液を活用!

本来、お肌には保湿のための成分が備わっていますが、これは年齢を重ねるにつれて減少していく成分でもあります

そのため、保湿成分が配合された美容液を活用して、これらを補給するのも効果的な保湿ケアです。

また、美容液は、乾燥対策に効果的な保湿美容液のほか、シミやくすみ対策の美白美容液や、加齢によるトラブル対策のアンチエイジング美容液など、種類も豊富ですから、お悩みや目的別に自分に合うものを選ぶこともポイント

特に、セラミド配合の高保湿美容液や、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンといった美肌をつくるのに欠かせない成分が配合されているものに着目するといいでしょう。

美容液は、一般的に化粧水のあと、乳液やクリームの前に使います。

化粧水や乳液、美容液、クリームなど、いくつかの機能を備えたオールインワンタイプもおすすめ。

慌ただしい朝や、疲れて帰宅した夜でも、全てのステップを順番通りきちんとやらなくちゃと思うとかえってストレスになってしまいがちですから、スキンケアにかけられる時間の余裕があまりないという方は上手に活用しましょう。

乾燥&日焼け対策も忘れずに!

水分を与える保湿ケアだけでなく、保湿の大敵である乾燥対策も大切です。
乾燥して弾力が無くなったお肌は、小じわができてしまいやすく、くすみの原因にもなりますから要注意。

お肌が乾燥すると、お肌の角質が乱され、肌表面のなめらかさが失われると、それだけでお肌がくすんで見える原因にもなりますから、空気が乾燥する季節は特に注意して乾燥を防ぐクリームなどを活用しましょう

また、紫外線もお肌の大敵で、紫外線を浴びると、メラニンが作られ、シミやくすみの原因となってしまうほか、肌の水分が奪われてしまいがちですから、日焼け止めなどできちんと対策するのも忘れずに!

クレンジングは入念に!

透明感のある健康的な肌を作るには、クレンジングでしっかりと化粧を落とすことも大切。

肌にメイクの落とし残しといった汚れや、古い角質が残ったままになっていると、肌の新陳代謝を妨げて、シミやシワを招き、肌の老化を早めてしまうほか、そのあとの保湿といったスキンケアが肌の深層部までしっかりと浸透しない原因にもなってしまいます

メイクを落とさずに寝てしまうと、お肌の古い皮脂と化粧品の油分が酸化することで、お肌が一気に老け込むと言われるほか、お肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーを乱す原因にもなりますから、どんなに忙しくても、お肌のためには、毎日のクレンジングを徹底し、落とすのが大変な厚化粧は避けることがポイントです。

また、洗顔の際にゴシゴシと洗ったり、洗顔後にタオルでゴシゴシ拭くのもターンオーバーを乱す原因になりますし、洗顔料のすすぎ残しや、クレンジング剤のすすぎ残しもくすみといった肌トラブルを招きますから、なるべくお肌に負担をかけないよう、丁寧に洗い、すすぎ残しのないよう注意しましょう。

さらに、落とし切れていないクレンジング料も、その後の保湿ケアで、水分の浸透を妨げる原因になりますから、クレンジング料の落とし残しにも要注意

メイクやお肌の状態に合わせたクレンジング料を選ぶことで、肌への負担を減らすこともポイントです。

クレンジング料の違いとは?

オイルタイプ

一般的に洗浄力が強く、濃いメイクもしっかりと落とすことができます。
ただし、その分、お肌への刺激も強く、必要以上の皮脂が奪われて乾燥を招きやすいので注意が必要です。

ミルクタイプやジェルタイプ

一般的に、オイルタイプに比べると刺激が少なく、お肌への負担が少ないという特徴があります。
しかしながら、オイルタイプに比べて洗浄力も低いため、メイクが落ちにくいからといってお肌をゴシゴシこすったりしてしまうとかえってお肌に負担をかけてしまうこともありますから、注意しましょう。

スクラブタイプ

研磨剤を使用した洗顔料や洗浄剤となり、古くなった肌の角質を取り除き肌をなめらかにする効果が期待できます。
スクラブについてはスクラブ洗顔の使い方や頻度は?顔以外の全身には?に詳しくまとめております。

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食事編

まずは腸内環境を整える!

内側から輝くような透明感のある肌を目指すには、やはり内側からのケア、食事も大切なポイントになります。

特に、肌の美しさは腸の美しさで決まると言われるほど、お肌と腸内環境は密接に関わっており、便秘は美肌の大敵

腸がきれいな人は、食材から取り込んだ栄養をたっぷりと吸収することができますから、透明感があり、ハリのある健康的な肌を手に入れることができますが、反対に便秘がちで腸が汚れていたら、栄養吸収の効率が悪く、どんなに食事に気を遣っていても、上手く吸収できないため、美肌から遠のいてしまいます

そこで、まずは腸内環境の大掃除から始め、美肌に効果的な栄養を含む食品を積極的に摂るのが得策。

また、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうと、それだけ消化に時間がかかって胃腸を疲れさせてしまい、腸が汚れる原因となってしまいます。

そのため、どんな食べ物も、よく噛んで消化しやすくすると、胃腸にかかる負担を減らすことができ、きれいな腸を維持しやすくなります

きちんと栄養を取り込んだ良質の血液が全身をめぐるようになると、透明感やハリがあり、キメの整ったうるおいのある肌へと導くだけでなく、くすみやざらつき、吹き出物といった肌トラブルを起こしにくい肌も育てます

お肌の生まれ変わりには、個人差もありますが、だいたい1ヶ月~というサイクルがありますから、今日食べたものが来月の肌をつくると思って、スキンケアだけでなく食事にも同じくらい気を遣いたいものです。

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食物繊維を含む食品で便秘解消!

美肌の大敵である便秘を解消するためには、食物繊維を含む食品が効果的。

腸内は食べ物の残りかすや食品添加物などでどうしても汚れてしまいがちですから、食物繊維を含む、わかめ、ひじき、昆布といった海草類、こんにゃく、おくら、ごぼう、穀類などを積極的に摂り、便秘の解消に役立てましょう

生野菜や果物で水分と栄養を補給!

みずみずしい野菜や果物がもつ豊富な水分と栄養は、美肌を育むのに効果的

特に生で食べられる食材なら、体の代謝に使われる酵素を補うことができ、美容効果が得られるのでおすすめです。

火を通す場合は、さっと軽く炒めたり、低温で蒸したりするなど、なるべく水分や栄養素、素材がもつ旨味を逃がさないように調理するといいでしょう。

また、旬の食材なら、旬でない時期のものに比べ、栄養価が2~3倍になるといわれますから見逃せません!

豆腐や豆類でたんぱく質を補給!

体の細胞をつくるたんぱく質美肌を作るのにも欠かせない栄養で、古い肌が新しい肌へと生まれ変わるのに使われますから、これを積極的に摂るには豆腐や豆類がおすすめ。

たんぱく質には、体の機能を正常にする働きもありますから、お肌の水分保持力の低下や、紫外線によるダメージを改善するのにも役立ちます。

また、大豆にはたんぱく質のほか、食物繊維も含まれ、納豆や味噌などの発酵させた大豆食品には腸を活発にする効果もあります。

良い油を摂り、悪い油に注意する

油には健康や美容に欠かせない良質の油があり、これらは食事の栄養をスムーズに吸収するのに役立ったり、お肌のくすみを防ぎ、うるおいを与える効果や、老化予防の効果もあります。

良質な油が含まれる食品には、
・サバ、サンマ、イワシ、サーモン、マグロなどの魚
・亜麻仁油
・ココナッツオイル
・オリーブオイル
・大豆製品
・ナッツ類
・アボカド
・ほうれん草
などがあります。

一方、体を酸化させ、老化の原因となってしまう悪い油もありますから、これらはなるべく摂取しないようにしましょう

例えば、
・マーガリン
・ショートニング
・植物性油脂
・揚げ物
・スナック菓子やファストフードといったジャンクフード
などがあります。

最後に

透明感のある肌の作り方について、スキンケアと食事の両面から、詳しくご紹介してきましたが、このほかに、美肌を育てるためには、夜更かしせずに十分な睡眠をとることも大切。

特に、お肌のゴールデンタイムと言われる夜10時~深夜2時ごろに眠っていないと、お肌のターンオーバーが乱れる原因になってしまいますから要注意!

ぜひ、毎日のお手入れや生活習慣をできることから見直し、透明感のある肌を手に入れてください。

そして、透明感のある肌でツヤ肌メイクなどにも挑戦してみてはいかがでしょうか!

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HARU

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