断捨離をしてみたいけど、なかなか始められない。
そんな思いはありませんか?
断捨離とは第一人者である、やましたひでこさんが商標登録をしている言葉です。
断捨離とは、入ってくる要らないモノを断ち(断)、家にはびこるガラクタを捨て(捨)、モノへの執着から離れゆとりある自在の空間にいる私になる(離)ことであり、「モノの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術」です。
(引用:やましたひでこ公式サイトhttp://yamashitahideko.com/)
別の言い方をすると、「家のガラクタを片づけることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法です。
断捨離は単なる片付けではありません。
断捨離をすることで、人生をゆとりあるものに変えてくれます。
そんな断捨離は、簡単に始めることできます。
最初に大掃除をするようなイメージをもってしまうと、なかなか始められませんが、まずは少しでも始めて見ることがとても大切なのです。
それでは、簡単なところから順番に断捨離ができるやり方についてご紹介いたします。
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目次
簡単なやり方(1)入ってくる要らないモノを断つ
捨てることと同じように「増やさない」と意識することが大切です。
増やさないということは「本当に自分にとって必要なモノなのかを判断をすること」そして、「その時に必要なモノを、必要なだけ取り入れる」ということなのです。
モノは無意識に増えていきます。このとき、意識的に増やさないことでモノを溜め込むというスタイルがなくなります。
まずは、自分のできるところから始めてみましょう。
洋服、バッグや靴をかったときのショップ袋は溜まっていませんか?
アイスのスプーン、スイーツの保冷剤、テイクアウトのお箸やお手拭きは溜まっていませんか?
私は靴を購入したときの箱を取っておく習慣をやめ、クリーニングのハンガーを即時で捨てることから始めました。
「増やさない」という習慣が身についてくると、買い物の仕方も変わってきます。
私は、無駄な雑貨を買う習慣がなくなり、買いだめの習慣もなくなりました。
衝動買いの習慣があるひとは、衝動買いを抑える方法!後悔しないためにやめたいなら?を参考にしてみてください。
簡単なやり方(2)モノを捨てる
先程までは増やさない方法でしたが、次は減らす方法となります。
断捨離は、とにかく捨てないことに始まりません。
人間がモノを蓄えようとする気持ちは危機管理からくる本能だそうです。
しかし、現代社会ではモノが溢れかえって飽和状態にあります。
日本ではいつしか溢れかえったモノの中で溺れるようにして暮らしているひとが多いのが現実です。
そんな生活から抜け出すための「捨てる方法」を順番にご紹介しましょう。
場所に焦点を当てる
まずは、片付ける場所を決めます。
このとき、片付ける時間がどれくらいあるのかを考え、その時間内に片付けられる場所を決めます。
場所は、クローゼット、キッチン、寝室、洗面所などの大きな空間である必要はありません。
クローゼットの引き出し1つでもいいですし、洗面所の収納箇所1箇所だけでもいいのです。
もしも、5分しかないのであればレシートが溜まったお財布の中だけでもいいのです。
「終わらなかったから、またでいいかな~」と後回しにしてしまうようではいつまでたっても断捨離はできません。
とにかく、割くことのできる時間内に断捨離を完結できる場所を選ぶことが大切です。
1点を完璧にすることで断捨離の突破口となるのです。
明らかにゴミに見えるモノを捨てる
断捨離をする場所を決めたら、明らかにゴミに見えるモノから捨てていきます。
判断基準は「要る」か「要らない」かです。
「家族にあげようか・・・」「友人にあげようか・・・」「この本はまた読むかな・・・」「これには思い出が・・・」などと感じるモノは後回しです。
とにかく、「要らない」と即断できるモノをどんどん捨てていきます。
残ったモノを絞る
明らかに要らないものを捨てたら、次に残ったモノの絞り込みを行います。
このとき大切なことは、主役は「モノ」ではなく「私」とするのです。
「これはまだ使えるかもしれないから、取っておこう」という考えはモノが主役の考え方です。
モノは使うからこそ価値があります。
「使用可能かどうか」ではなく、「私が使うかどうか」の判断をしながら、残ったモノの絞り込みをしていきます。
そのとき、「いつか使うかもしれない・・・」といった選択肢はありません。それは絞り込みの判断の先送りをしただけで、「使う」「使わない」の判断をしたことにはならないのです。
判断に迷ったときは、考え方を変えます。
「私」にとって、その「モノ」がアクティブ(使用中)な状態であるかどうかを考えます。
「いつか捨てる」「いつか使うだろう」「捨てたらもったいない」「処分が大変だし面倒」「使う予定もないけど、なんだかもったいない」といったモノはアクティブではありません。
家の中のモノの8割はアクティブではないとされています。
つまり、その8割を捨てることで、使わないモノに圧迫された生活から卒業することができます。
まず、決めた場所1箇所に対して、明らかに要らないモノを捨て、絞り込みをしてみましょう。
たとえ1箇所でも断捨離を完了させることで、その清々しさを覚えます。その清々しさがやみつきになったとき、断捨離が自然と習慣になるでしょう。
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3タイプのモノを捨てられないひと
モノを捨てられないひとは3タイプに分けられます。
※どのタイプにあてはまるかが問題なのではありません。あてはまったタイプを客観的に受け止め、自分自身の問題点を改善していきましょう。
現実逃避型
忙しくて家に居る時間が少ない人や、家に居たくなくて忙しいことにしているひとをいいます。散らかった家を避けることで、さらに家に帰らなくなるという悪循環が生まれます。
過去執着型
幸せな過去へのこだわりが強く、今はもう使っていないモノをとっておくひとをいいます。アルバムや表彰状などを大事にとっておくようなひとも含まれます。
未来不安型
一番多いタイプで、いつか訪れるかもしれない未来への不安から日用品のストックなどをするひとをいいます。
もったいないとは?
「もったいない」という感情は、主語が「私」ではなく「モノ」になっています。
そして、世間一般的には「もったいない」を「モノを大切にしている」と理解されることがほとんどです。
しかし、大切にしているモノがあるとき、大切にしている理由は「もったいない」ではありません。
本来の「モノを大切にしている」とは、「そのモノを愛おしく思っている」のです。
断捨離をしていると、存在すら忘れていたものがたくさん出てきます。それを見て「もったいない」と感じるかもしれませんが、「愛おしい」とは言えませんね。
なぜなら、存在すら忘れていたのですから。では、どんな感情なのでしょうか?
それは、要らないモノを「もったいなくて捨てられない」のではなく「捨てたくない」のです。
簡単に言うと、要らないモノへの執着です。
その執着によって、要らないモノを放置または保管しているだけなのです。
本当に愛おしいモノ、つまり本当に自分に必要なモノだけを残す判断ができるようになると、断捨離をどんどん進めることができます。
断捨離がうまくできているとモノが循環する
断捨離は、節約や質素な生活を推奨するものではありません。
結果的にシンプルな生活になることもありますが、それを追求しているのではないのです。
断捨離は「今」に視点をおく考え方なので、ファッションについても旬なものを取り入れていきます。
洋服も1シーズンまたは2シーズンで着まわすようになります。
常に古いものが出ていき、旬なものが入ってくる。そのようにモノが循環しているのを感じることができれば、断捨離がうまくできている証拠です。
最後に
簡単な断捨離のやり方をここではご紹介しました。
やましたひでこさんの著書「断捨離」ではもっと奥深い内容が綴られていますので、ぜひ一度お読みになることをおすすめします。
これからのモノに対する考え方が変わり、生活がゆとりある豊かなものとなるでしょう。
参考文献:やましたひでこ(2009)「断捨離」マガジンハウス
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HARU
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