節約しよう!と心に決めていたはずが、そんなときに限って”運命的な出合い”でついつい買ってしまったり、その場の気分だけでよく考えもせず買ってしまったり、といった衝動買いに走り、後になって後悔…ということはありませんか?
「もう買わないようにしよう!」とか、「これは買わない!」と自分に言い聞かせてみても、その時その時で変わる気分にも大きく左右されるのが衝動買いですから、きっぱりやめるのはなかなか難しいものです。
そこで今回は、「後悔しないためにやめたい!」、衝動買いをしてしまう原因と予防の仕方をまとめましたので、なかなかやめられない衝動買いを抑えるきっかけにして頂けたらと思います。
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目次
衝動買いとは?
そもそも衝動買いとは、文字通り、買う予定のなかった物が衝動的にどうしても欲しくなってしまい、必要かどうかよく考える暇もなく買ってしまうことです。
また、衝動買いが問題なのは、衝動買いした物のほとんどは、元々買うつもりのなかった物だったり、冷静によく考えずに買ったものだったりするため、後々になって不要なものを買ってしまったと気づき、後悔することが多いという点です。
これではお金も貯まりませんし、買ったものも無駄になってしまいます。
しかし、一見、衝動買いであっても、後になっても後悔するどころか、買って良かった!と思える、本当に必要な買い物もときにはあるものです。
ですから、衝動買いそのものが悪いのだと単に抑え込もうとするよりも、その”衝動”の原因を突き止め、冷静に分析してみることがポイントで、これが衝動買いと上手に付き合うための近道といえます。
衝動買いには原因がある!
衝動買いをしてしまう原因は人によって様々ですが、衝動買いをやめるためには、まずはこの原因を突き止めることがポイントになります。
自分はどういうときに衝動買いしやすいのか、傾向を分析しておくと衝動買いに走りそうになるのを未然に防ぎやすくなるのです。
ストレスがたまっているときや暗い気分のとき
日常生活で嫌なことがあったり、ストレスがたまっていて、暗い気持ちになっているときは、気分を明るくしたい!と衝動買いに走りやすくなります。
それほど高額なものでなくても、雑貨やコスメ、お菓子などをちょこちょこ買ってしまうことも多いもの。
しかし、本当にそれで気分が明るくなるのなら良いですが、その効果は一時的なことが多いため、不要なものを買ってしまって後で後悔するより、そのストレスを取り除くために自分と向き合ってみる方が賢明です。
自分に自信をなくしたとき
先ほどのストレスがたまっているときや暗い気分のときの延長線上ともいえますが、落ち込んで自分に自信を無くしてしまったときや、自分を変えたいと思ったとき、気分転換したいと思い立ったときは衝動買いに走ってしまいがち。
例えば、人から”いつもおしゃれだと思われたい”、”いつも同じ服を着ていると思われたくない”、”高級ブランドの物を持ちたい”といった見栄が出てくると、衝動買いしたい気持ちはさらに加速してしまいます。
自分を変える方法は何かを買うことだけではありませんから、まずはなぜ自信を無くしてしまったのか、といった原因ときちんと向き合ってみることが大切になります。
気分が明るいとき
一方、気分が明るいときも要注意で、こういうときに出合った物は”運命の出合い”と勘違いしてしまいがちです。
また、これからパーティや旅行などの楽しいイベントが控えているときは、特に衝動買いへ走ってしまいやすくなります。
さらに、”買い物そのものが楽しい”、”安い値段には飛びつきやすい”という方なら、気分が良いだけで、衝動買いしたい気分も加速してしまうのです。
そういうときに買ったものは、後々、安いだけで買ってしまった、買うだけで満足してしまった、というパターンに陥りやすいので、一度冷静になって考えてみることがポイントになります。
自分へのごほうびが多い
気分が暗くても明るくても、何かと”自分へのごほうび”にしてしまうことはありませんか?
ときには、いつも頑張っている自分へのごほうびプレゼントも大切ですが、頻度が多いと、衝動買いの言い訳になってしまっているだけかもしれません。
また、普段、節約を頑張りすぎていると、その反動で、”たまには買ってもいいか!”と衝動買いに走りやすくなることもあります。
頑張りもごほうびもメリハリが大切ですから、バランスが崩れていないか見直してみましょう。
買い物は無計画が多い
買い物に計画性がない人は、一時的な気分次第でセールやバーゲン、”数量限定”といった言葉に釣られてしまい、衝動買いに走りがちです。
例えば服なら月ごとやシーズンごとに予算を決めるようにしたり、欲しいものがあるなら、いつ買うといった予定を立てるなど、同じ買うとしても、計画を立てるようにするだけで衝動買いが減り、無駄使いも減らせるようになります。
無駄遣いを減らし貯金するには「節約して貯金するには?賢い人のやり方や生活はこれ!」を参考にして頂けたらと思います。
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衝動買いは未然に予防!
衝動買いしやすい傾向がわかっていても、思いがけず衝動買いしたくなる状況に出くわしてしまうこともあるものです。
節約したいなら”思いがけない”衝動買いは大敵ですから、それを防ぐための5つのポイントをご紹介しましょう。
- わくわくするショッピングモールや、セール時期のお店にはふらっと立ち寄らない
- 買う予定がないときはネットのショッピングサイトをチェックしない
- 財布には必要以上のお金を入れない
- 1つ買ったら1つ手放すなど、”片付けなくてはいけない”というルールを自分に課す
- 買う予定のなかったものは、買うかどうか検討する期間として一週間待つ
衝動買いを抑える方法とは?
どんなに衝動買いをしないように気をつけていても、”やっぱりどうしても欲しい”という物に出合ってしまったら、とにかくまずは一度冷静になってみることが大切。
前述のとおり、欲しいものは一週間考える時間を設けるだけでも案外すっと諦めがついたり、一週間後にはどうでもよくなっていたりするものです。
しかし、どうしても「そんなに待てない!」と、すぐに買ってしまいそうなときは、心の内で最終チェックをしてみましょう。
メリットではなく、デメリットを挙げてみる
欲しい!と思っているとき、買うことのメリットばかりが次々と思い浮かぶかもしれませんが、デメリットを思いつくだけ挙げてみましょう。
例えば、「よく見たら気に入らない部分がある」、「似たような物が家にある」、「価格が高い」、どんなに良い物だったとしても、「後になってお金を使ったことを後悔する…」など、たくさん思いつくことができれば、急に冷静になれます。
本当に必要なのか、”あったら良い”なのかを見極める
衝動買いしそうなときは、本当に必要なのかを考えてみることが基本ですが、最初は必要だと思っても、よく考えてみたら、安いだけで釣られているだけだったり、”あったら良いな”という程度で、無くても困らないということが多かったりします。
前から欲しかったのではなく、急に今欲しくなっただけの物、セール品なら定価では買わないかもしれない物などは要注意です。
長い目で考えてみる
例えば、“運命的な出合いだから欲しい”と思ったとしても、それほど素敵なものは、決してその場所にしかないわけではありませんし、世界中にあふれていますから、この先また出合えるかもしれません。
“楽しみなイベントや予定があるから欲しい”という場合でも、その日が終わってしまったら、そのために買った物の出番もそれきりかもしれません。
これは大げさな例えかもしれませんが、今のことだけに捉われずに、長い目で見据えることも大切です。
少し遠くから今の状況を見つめてみると、それまでどうしても欲しかったものが、意外とちっぽけに見えてきたりすることもあるのです。
最後に
間接的に衝動買いを抑える方法として、近いうちに旅行や自分へのプレゼントとしてお金を使う予定を入れてみるという方法もあります。
そうすれば、そのために節約しようという気持ちが高まり、衝動買いしなくなる効果があるのです。
また、不要なものから断捨離してみることで、自分にとって必要なものと不要なものを見極める力が養われることもあります。
ぜひ、様々な角度から衝動買いと向き合ってみてくださいね!
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HARU
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