時々、知人や友人から「あなたたちって、本当に仲良し夫婦だよね。その秘訣は?」と聞かれることがあります。

周りに、“仲良し夫婦”だと感じてもらえる理由や、その特徴について、「仲良し夫婦だね」と言われたときの自分の言動を振り返りながら、考えてみました。

日常的な暮らしの中で大事にしていることが、仲良し夫婦でいられる秘訣やコツとなっているように思います。

もちろん、家庭によって夫婦の在り方はそれぞれですし、正解や不正解など有り得ません。100組あれば、それは100通りとなるでしょう。

ただ、筆者は、やはり「生涯添い遂げる」と愛の誓いを交わしたパートナーであれば、できることなら、何年経っても、おじいさんとおばあさんになっても、腕を組んだり手をつないで歩くような“仲良し夫婦”でいたいものだなと思うのです。

以下、筆者自身の実体験等をもとに、仲良し夫婦の特徴、仲良し夫婦でいられるための秘訣やコツをお話しします。

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仲良し夫婦の特徴とは?

夕日をみる仲の良い夫婦

まず、筆者の考える“仲良し夫婦”について、5つの特徴を挙げます。

  1. ときには喧嘩もする。
  2. 日頃から、夫婦間でコミュニケーションをとっている。
  3. 「おはよう」「おやすみ」など基本的な挨拶を欠かさない。
  4. パートナーに対する信頼、感謝や敬意を忘れない。
  5. お互いに、歩み寄り・譲歩する姿勢がある。

この5つの特徴を、“秘訣”と“コツ”に分けて、それぞれ詳しくご説明します。

仲良し夫婦でいられるための秘訣とは?

“秘訣”と言うからには、とっておきの方法があるのだろうと思われたでしょうか。

あっと驚く奥の手とまでは言えませんが、筆者が考える、仲良し夫婦でいられるための“3つの秘訣”をご紹介します。

仲良し夫婦の秘訣① ときには喧嘩もすること

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、1つ目に掲げました。

「仲良し夫婦っていつもラブラブなんじゃないの?」と思われるひともいますが、そんなことはありません。

もちろん、何かあるごとに反論して言い合いばかりしていては、お互い心身ともに疲れてしまいます。

しかし、ときには喧嘩をすることも、仲良し夫婦でいられるためには大事なのです。

仲良し夫婦の喧嘩は、常に先を見据え、喧嘩をすることの意義を理解し、喧嘩をした後のアフターケアを忘れません。

その意義とは、喧嘩をすることも夫婦双方の成長に繋がるということです。

パートナーを尊重したいがため、あるいは平穏な空気を壊したくないがために、「自分が我慢すれば済むことだ」と言い聞かせ、必死に飲み込もうと頑張るひとも多いはずです。

けれど、不満を溜め込んでいては、きっと、いつかストレスが爆発してしまうでしょう。

できるだけ不満は溜め込まず、納得できないことはその都度伝えるか、あるいは夫婦で話し合う時間をつくることです。

喧嘩後のアフターケアとは、自分が間違っていたことに気が付いたら、それを素直に受け入れ、謝ることです。

できれば、喧嘩した翌日には謝って、早めに仲直りをすることをオススメします。

謝るときは、態度や行動で示すことも大事ですが、きちんと「ごめんなさい」と言葉にして伝えることも大事です。

喧嘩を通じて、今後の夫婦関係をより良いものにするため、お互いの考えを交換し合い、パートナーからの意見をもとに自分自身を見つめ、自らの落ち度や過ちについて、誠意を持って謝ることです。

これが、仲良し夫婦でいられるための秘訣ではないかと筆者は考えています。

仲良し夫婦の秘訣② パートナーを信じること

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、4つ目に掲げました。

仲良し夫婦は、必要以上にパートナーを干渉したり、疑ったりしません。

パートナーのことを一度信じると決めたなら、トコトン信じることです。

ふとした言動に対して「あれ?」と疑問に感じることもあるかもしれません。

それでも、パートナーを信じ抜くことです。

パートナーを信じ抜くためには、夫婦とはいえ、適度な距離感も必要です。

お互いひとりの時間を尊重することも、仲良し夫婦でいられるための秘訣といえます。

知っておかないと困る事柄以外は詮索せず、お互いに信頼し合いましょう。

仲良し夫婦の秘訣③ 夫婦間だけの共通語があること

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、2つ目の「夫婦間のコミュニケーション」に含まれます。

仲良し夫婦には、その夫婦間だけの共通語だったり、合言葉のようなものがあったりします。

あなただから心を許している」という感覚に近いものがあります。

筆者が実践しているのは、「心地よい」または「面白い」と共感し合った事柄を、夫婦間での会話に織り込み、それを習慣にしていくといった作業です。

会話の中に共通語のような工夫を施すことで、笑顔が生まれると筆者は考えています。

仕事で疲れきった夜、ピリピリとした状態で帰宅した後、パートナーとの共通語で、ほんの僅かでもホッコリできたらいいなと思うのです。

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仲良し夫婦でいられるためのコツとは?

秘訣の次は、仲良し夫婦でいられるための“5つのコツ”についてご説明します。

仲良し夫婦になるコツ① 夫婦間でコミュニケーションをとること

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、2つ目に掲げました。

仲良し夫婦は、夫婦間でのコミュニケーションを大切にしています。

愛情が冷めたわけではなくても、毎日一緒に居ると会話が少なくなりがちです。
また、長年連れ添えば、阿吽(あうん)の呼吸で成り立つことも多々あると思います。

しかし、パートナーに、自分の気持ちのすべてを察してもらおうと甘えてしまうことは、誤解やすれ違いを生んでしまいかねません
自分なりの気遣いも、きちんと言葉にしなかったことで、それが裏目に出ることもあるのです。

パートナーに対して「伝える」ということは、とても大事なことです。
できる限り、言葉にして伝える努力をしましょう。それでも、想いすべてを伝えることは難しいのです。

仲良し夫婦になるコツ② 挨拶を欠かさないこと

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、3つ目に掲げました。

  • 朝起きたら「おはよう」、夜寝る前には「おやすみ」。
  • 外へ出かけるときは「行ってきます」、見送るときは「行ってらっしゃい」。
  • 家に帰ってきたら「ただいま」、出迎えるときは「おかえりなさい」。
  • 食事をする前には「いただきます」、食事の後は「ごちそうさまでした」。

日常の挨拶は、当たり前なことのようで、案外おろそかにしてしまいがちです。

仲良し夫婦は、お互いに、このような挨拶も欠かしません。

仲良し夫婦になるコツ③ 感謝と敬意を忘れないこと

これは、仲良し夫婦の特徴のうち、4つ目に掲げました。

仲良し夫婦は、常に「親しき仲にも礼儀あり」ということを念頭に置き、パートナーに対する感謝の気持ちと敬意を忘れません。

そして、パートナーに対する感謝の気持ちを、「ありがとう」と言葉にして伝えています。

パートナーが、日常の暮らしの中で、あなたのために尽くしてくれていること、支えとなってくれていることはありませんか。きっと、あるはずです。

たとえ些細なことでも、「家族なのだから当たり前だろう」と思わず、パートナーに感謝と敬意の心を持ち続けましょう。

仲良し夫婦になるコツ④ 相手の価値観を受け入れる

これは、仲良し夫婦の特徴のうち5つ目に掲げたとおり、歩み寄りや譲歩する姿勢があるということです。

仲良し夫婦は、パートナーに対し、自分の価値観を押し付けるようなことはせず、相手の価値観を受け入れようと努力します。

夫婦とはいえ他人同士です。

生きてきた環境が違えば、価値観も違って当然です。

仲良し夫婦でいられるためには、頑なに「自分の考えが正しい」と主張するのではなく、相手の考え方を理解する努力が必要です。

お互いに歩み寄る気持ちがあってこそ、仲良し夫婦になれるのです。

仲良し夫婦になるコツ⑤ 思いやりを大切に

これは、仲良し夫婦の特徴4つ目の「感謝と敬意を忘れない」に関連します。

仲良し夫婦は、日頃からパートナーに対する思いやりを忘れません。

パートナーに対して愛情はあるのに、つい、蔑ろ(ないがしろ)にしてしまうことはありませんか。

仲良し夫婦には、夫婦で楽しい時間を共有しようと思うことや、お互いに相手を喜ばせようと思う姿勢があります。

パートナーに対する思いやりを大切に。

最後に

以上、仲良し夫婦について、その特徴、秘訣やコツをご紹介しました。

何か共感していただけるものがあれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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